終わってみれば、あぁいい結婚式だったと、今は素直にそう思う。お世辞でもみんなもそう言ってくれてるし。
その日が近づくに連れて、めんどうだとか、さっさと終わればいいとか、ネガティブな気持ちがやたら強くなるばかりだったけど、結婚式いいかもという気がしているところ。
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親父の一番長い日 4・One more thing…
何だかんだと‥‥ようぉぉぉやく支払いを終えて、待ちくたびれていた娘夫婦の車で会場をあとにしたのは、披露宴終了からもう間もなく3時間という時刻。
恒例おじさんおばさん仲間の二次会場に到着した頃には、みんなできあがってる風だったが、クタクタと辿り着いた我々をもう一度賑やかに迎えてくれた。
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親父の一番長い日 3・両家代表あいさつ
最近の披露宴は、次第、プログラムというものがわからない。受付で渡されるあれに書いてあるのは、席順と料理のメニューくらいのもんだ。丁寧に間柄とかも書いてあるな。
お父さんお母さんはわかっていて当然と思っていたのだが、式の2週間ほど前だったかそのあたりを息子に尋ねたら、「それ知ってておもしろい?」と切り替えされ、お父さんオロオロしてしまったのだ。
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親父の一番長い日 2・緊張感
ほどなく結婚式の前の両家親族紹介に臨んだ。私はスマホにメモっておいたそれをチラ見しながら始めることにした。
ほとんどの人が初対面だから、めでたい日とは言えどこか重苦しい空気に包まれるものだ。
だから、少し気が楽になった私は冒頭「かしこまらずにサラッとすすめますよ」とお断りした。ホッとした雰囲気が漂ったのがわかりまた安心する。
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親父の一番長い日 1・ タキシード
あちらのお父さんが「先に着替えましたよ。どうぞ」と声をかけてくださって、自分もタキシードに着替える。お父さん、もともとおしゃれなんだけど、タキシードも何かいい雰囲気に着こなしてるなぁと感じた。
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