ぬりえがすき

 今年の手帳、メインはほぼ日オリジナルになっています。

 書き初め?となる元日、書くに事欠いて‥‥というわけでもなかったんだけど、何となく絵を描いてみました。おせち代わりの簡単な料理を食べていただいたとか、実家には酒のつまみに玉こんにゃく作って持っていったとか、まぁ元日のそんな一端を。

 文章、文字で表すとただただくどいだけになってしまう自分の手帳。でも絵というかイラストを添えてみたら、あれ、雰囲気がわかっていいんじゃない? なんて思ったわけです。
 翌日は獅子でした。でも3日目はもうネタがない。三日どころか二日坊主で終わるって正月早々いかがなものか‥‥。ビール飲みながら、コンビニで買った秋田のあられが美味しいなぁと、とりあえずそれ描いてみました。もう何でもいいやと、吹っ切れた感じがしまして、すると今度は描かずにいられなくなるいつものパターン。
 正月にハードル上げすぎたかなと思いましたが、意外に1カ月間クリアしました。もう達成感いっぱいです。

 実を言うと、罫線や方眼などのノートに絵を描くというのは少し抵抗がありました。絵は無地の紙だろうという意識が働いてしまうのです。でも、それはただの描かず嫌いで、いざ始めるともうこんな薄い点線など気になりません。
 輪郭を描くべきかどうかも悩むんです。が、それもどっちだってかまわない。かまわないけど、自分は塗り絵が好きだということに気づいたんです。そういえば小さい頃ぬりえのノート?を買ってムキになって塗っていました。ぜってーはみ出さないように塗ってやろうとかね。
 それで、別にリアルな何かを描こうと思っているわけではないので、だいたいのアウトラインを描いて、あとは塗っていく方が多いです。安心する。色塗りするのがおもしろいので、別にヘタでもいいの。
 最初の約2週間は、実質6色のマルチ8でやっていたんですが、色の深みだとかを出すのに苦労して、ほぼ全色使って重ね塗りしていくような感じで、時間もかかるし、途中から24色にしました。すると今度はそれでも色が足りないと思うようになって、1週間ほど前から36色使っています。
 24色のヤツは水性色えんぴつだからやわらかくて色が重なるんですが、36色はかたくてちょっとむずかしい。そうは言っても、6色でも36色でも大した変わんねぇな自分‥‥。
 ありがたいのは薄いグレーのマーカー。これで最後に影を描いてやると生き生きしてきます。薄墨の筆ペンでもいいのかぁ。

 写真を撮ってもだいたいは撮りっぱなし。デジタルのままスマホやPCに残っています。今はそれを見ながら、わざわざ手間暇かけて描きなおしているようなもんです。手帳やノートもそうなんですが、どんどんアナログ指向になっています。
 毎日持ち歩く手帳に描いてあるので、パラパラめくって見ています。楽しい。ホッとする。あぁボクぬりえしてる時間がとってもシアワセ‥‥って思う。

“ぬりえがすき” への2件の返信

  1. うぉぉお。すごい、素敵。
    写真撮る人なので対象をよく見てるのかなあ。
    いい色。

    小さな靴かわいいですね!

  2. ありがとうございます。
    正直言うと、改めてこうして見てみたら、わざわざネットに上げるようなものではなかったなと‥‥。「ヘタウマ」という言葉がありますがそうではないような気がしています。
    ただ、実物見るとね、もう少し雰囲気があって‥‥。(弁解)

    2週間ほど前、いよいよ歩き始めました。早いもんです。靴の絵の前日、庭を歩かせてみようと靴を履かせてみたらしいのですがぜんぜんダメ。でも、翌日にはもう外を歩けるようになったと動画を見せてもらいまして、じいちゃん俄然ていねいに描きましたと。

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