十五夜、十六夜

 無性にだんごが食べたくなって、帰りにコンビニで買ってきました。ときどき買っている「だんご三兄弟」然としたものでよかったんだけど、レジの近くにススキの穂などあしらった特設コーナーがありまして、今夜が十五夜なのだと気付きました。それならばと「ピラミッド」状特製だんごを買ってきて食べたんですが、さすがに多すぎて明日に持ち越し。私と娘と息子と3人では足りないかなと思ったんだけど、意外に1粒1粒がデカかった。
 十五夜の次は十六夜。先日とある仲良しクラブ(笑)を立ち上げたのですが、名称に「十六」を入れたんです、いろいろ縁がある数字でして。ま要するに飲み会だから「いざ酔いましょう」って意味もあるし‥‥なんて話だったんですが、「十六夜ってどんな意味?」というホントのところでみんな詰まってしまいました。
 陰暦八月十五日の夜が「十五夜」の本日。中秋の名月ですな。明日は八月十六日ということで、これが「十六夜」。それ自体にはそれ以上の深い意味はないようなんだけれど、「いざよう」という動詞に「進もうとして進まない。ためらう。」というような意味がありまして、満月を過ぎて月の出が少し遅くなることを、月がためらっていると、そう見立てた語なのだそうな。わかった?
 いずれにしても、風情たっぷりのナイスな時季に発足できてよかったす。