天気もいいし、腰痛はだいぶ落ち着いてる感じだし、なんだか行けそうな気がして、今年初めて、やっとやっと、お城山に登ってきました。
すっきり晴れて、はるか遠く郡山の街もよく見えました。見えると言ってもせいぜいビッグアイくらいなもんですが。安達太良から布引高原の方まで、山並みもきれいでした。
まだ雪が残ってるんじゃないかと思って、小学校からではなくお城坂から登りました。南向きだからでしょうかきちんと除雪したからでしょうか、雪はもうすっかりなくなっていました。
立春・第一候「東風解凍（はるかぜ こおりを とく）」ですから、凍りついた雪も東からのあたたかい風が少しずつとかしてくれるんですね。もう冬の感じしてない。
いつものようにぐるっと町民の森の方へ向かいます。山肌はもう少し白いもんだと思っていましたが、こんなにとけてしまっていたとはねぇ。実際２回しか降ってないんだもんなぁ。
こういう景色‥‥１カ月ずれてるような気がしないでもありません。このままほんとの春を迎えてしまうのか、また冬に逆戻りか。でもそういう三寒四温的な移ろいで季節は替わっていくもんですからね。
水芭蕉のところ。氷は薄く張っています。これも日が高くなってくればあっという間にとけて、少しずつ水がぬるんでいくんですね。南側でもやや日陰になるところで雪がまだ残っていますが、でも木立や崖に守られてるいい場所なんだろうなとも思います。
お城山の麓をグルッと犬の散歩をしてる人、頂上まで行ってくる日課を終えて降りてきた御老公、いろんな人がいます。
この青空と雪と木立とのコントラストを見ることができた、それだけでホントに満足した瞬間でした。やっぱお城山に登って良かったなぁ‥‥。何なんだろうこの感覚。
帰りは北側から降りていきます。南側とは打って変わって真っ白‥‥。石段は手すりを掴みながら足跡だけが頼りです。これは腰に来るんじゃないかと心配しましたが、意外にそうでもなかった。こっちも少しずつ少しずつ山肌が見えてくるんだろうなと思うと、ちょっとワクワクします。
今日のウォーキングは５kmちょっと約２時間。ズンと来る痛みはもうない感じ。リハビリのつもりで距離はともかく回数を増やしていく工夫をしなければと、ちょっと前向きな面も出てきたような‥‥。
