こむら返り対策その1・寝袋布団

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 5月も間もなく終わりですよ。GWも明けてさぁ5月も本格的に‥‥と思ったあれって遠い昔のことのよう‥‥。ちょっと油断してると、ブログ記事もすっかり賞味期限切れになってしまいます。お早めにお書き上げくださいだなぁ。
 さて、GWが明けてからの約1週間、五月病など跳ね返したるでぇとなぜか意気込んでいたある日の明け方、突然のこむら返りに襲われてしまいました。あまりの痛さに飛び起きたのですが、痛みはともかくちょうど1年前の惨事がまざまざと蘇ってくるようで、恐怖心さえ覚えてしまうのです。あぁトラウマ‥‥。

 今年は大丈夫だろうとあっさり構えてる風を装ってはいたんだけど、実はすげ不安だったこの半月ほど。ももも展も行けないわけではなかったんだけどちょっと不安があって自粛したというか。んで結局またかという状況にかなりへこんじゃったというか。はぁ‥‥。
 暑がりなんだけど寒がりなんですというヘンなヤツ。意外に冷え性なのかもしれない。とりわけ下肢は、手をそっと当ててみるとその温もりが気持ちよくて、脚の冷えっぷりを実感することはしばしば。冷やしちゃダメだと常々思っているのですが、寝ていて布団を蹴飛ばしてはだけて(これを「かっぱぐ」と言ってます)、冷えきって血行が悪化してしびれてやっと気付いて布団を戻す、というような毎日になってしまう季節なんです。それでこの時季は危険なのかなぁと思うわけです。

 冬場の羽毛布団二枚重ね、あれは意外に重いだけで効果をさほど実感できません。なので厚手の方一枚だけで越冬しています。もちろん毛布なしの一枚だけ。寒がりのオレでもこれで充分温かいもんです。
 厚手とはいえ羽毛だからそんなに重いわけではないのですが、軽い方が身体にはいいような気がして、今年は春先早々に薄手の羽毛布団に切り替えました。汗をかくのがイヤだから、寒いというか涼しいくらいがちょうどいいと思ったし、薄手の布団にすると寝返りも楽だなぁなんてことも感じたり。そう言えば冬場はじっと動かないで寝ていたような‥‥。
 しかしだ、もう立夏も過ぎたというのにこの羽毛布団けっこう寒くね? と感じたりしたのです。そうなんです。涼しいくらいがいいと思っていたんだけど実は寒かったみたいなのです。もっと早く気づけ! (^^;
 寝返りが楽になったのではなくて、右に左に縮こまっていたような気がするんだね。冬場寝返りもせずじっとしていたのは熟睡できていた証拠だろうとも思うのです。ん〜なんかことごとく勘違いしてたような気がして、だったら暖かくして寝ることが一番と考え、さっそく厚手の羽毛布団に戻してみる‥‥のは安直すぎるよなぁ。絶対にかっぱぐもん。
 そこで、薄手と厚手と、その中間くらいの羽毛布団があったらなぁ‥‥と考えて思い出しました。若い時分に買ってほとんど使わない寝袋があるんだわ。年に一度くらい干してるんだけど(春先干しました)、そういえばそのファスナーをグリーッと外してしまうと普通の布団並みの大きさだってことも思い出し、さっそく使ってみましたと、要はそれを言いたかっただけなのです‥‥。
 これがですね、なんだか良かったんだわ。暑い日が続いてる5月ですが、深夜過ぎから朝方はまだちょっと肌寒さもあったりして、でも寝袋布団に替えたら暑くもなく寒くもなくチョードイイ塩梅。かっぱぐことはかっぱぐのですが、気づいて布団を直すと冷えた足がまたすぐ温まる感じで、それが安心感でもあったり。

 この寝袋、買ったのは20年以上前のような気がするんですが、スポーツ店のワゴンセールか何かの処分品で当時すんげ安かったんですよ。袋に入っていたんだけどその袋がちょっと古びたおいおいって感じで誰も手を出したがらない商品。でも中身はすっぱげた気配などないし、ダウン50/フェザー50ながら100%羽毛で充分な量というのは当時としては正に掘り出しもんだったっけ‥‥なんてことも思い出しました。
 当時はいわゆるヘビーデューティーってヤツでしたから、60/40クロスではないけれどやや厚手のしっかりした生地で、昨今の寝具っぽいやさしい手触りなんかじゃなくガサガサ感たっぷりなんですが、そんなの差し引いても余りあるほどの安眠を提供してくれているのは事実。
 それをずっと使わないできたのはもったいない話なんですが(アウトドアに走るつもりだったのに家族は全くその気がなかったと)、このシーズンだけとは言え今になってこれほど活躍するのですから、モノもそう簡単に捨てるもんではありませんな。

 えーといったい何の話でしたっけ? そうそう、こむら返り対策。結局こむら返りはその1回だけで済んでいますが、それでもちょっと安心できなくて、実はもうひとつの対策もしてみたのでした。超笑。つづく。