旧暦閏年閏月

 ウォーキングは若葉の頃以来で、森はもうすっかり濃い緑に覆われていました。

 雨のあとのしっとり感、マイナスイオンと、えーと、ナントカペプチドじゃなくて、えーとえーと、そうフィトンチッド。そういうのたっぷり身体中に感じる朝。
 やわらかい土、草、苔の道は実に静かで、野鳥にもストレスを与えず、そのさえずりを遮ったりしないからこちらもとても心地良い。そして、こんな田舎でもアスファルトやコンクリートばかりの日常だから、何より足にいいのがすぐわかります。

 神社の東屋でどっこいしょと腰を下ろし、清々しい風に吹かれながら久しぶりにボケーッとしてみました。時折日も差すようになって、緑が一層輝いてくる。改めて何て贅沢な時間なんだろうと実感します。コーヒーを持ってこなかったことを少し悔やむけど。

 手帳の整理をしていて気付いたというか教えられたんだけど、昨日は旧暦で言うと閏4月1日だそうですね。旧暦で言う閏年は、2・3年に一度ある、十三カ月の年のことだそうで、どこかに1カ月ちょろっと入るんだとか。
 それが今回はこの時期で、新暦5月22日・旧暦4月30日が終わったところで閏4月1日が始まったと。仕組みはようわからんですが、この季節感はもう新暦の現代にすっかり根付いてしまって、さすがにここで4月はどうよと思ってしまいますよね。
 しかしですよ、ここ数日は「4月中旬並みの低い気温です」ってくらいだし、緊急事態宣言で世の中は2カ月近く止まっていたんだから、ここから4月始まればいいんじゃね?なんて思ってしまいます。学校9月始まりだなんて極端なこと言わないでさ、今回限りの特別暦にして、11カ月半とか11カ月とかでうまく帳尻合わせていけば、来年あたりには何とかなるんでねぇべかなぁと‥‥。f(+_+)☆\バキッ!

 今日は天気が少し回復して、散歩をしたりウォーキングをしたり、階段を勢いよく駆け上がっていく人も見かけました。生き生きとした生活が戻ってくる、始まるんだなぁと感じます。残念ながら子どもの姿はほとんど見かけない。きちんと自粛しているのか、ゲーム三昧なのか‥‥。でも子どもたちこそ早く元気に活動できるようになってほしいものです。
 気付けば5月もあと1週間、ホントに早いなぁ。いやいやそうじゃなくて、定年がちょっと延びるのは受け容れ難いけど、さぁいよいよ新年度が始まる‥‥と思ってやってみてはどうだべなぁ。学校の授業も、スポーツの大会も、いろんなイベントも、意外にうまくできそうな気がするぅ‥‥。