平成から令和への10連休・4日目

 いよいよ平成から令和へ。予め知りつつ休んでその日・その瞬間を待っている。大晦日から元日へと年が変わっていくそれと似ているような気がします。

 新しい年を迎えるときのように、そうだ、酒を準備しなければと、昨日のうちに買ってきましたよぉ、新年号にちなんだ新年号ラベル。女将さん、グッジョブ。正月と同じように、実家にもお届けするつもり。
 ちょっと買い物をして、ふとお酒コーナーを覗き見するわけですが、そうしたら末廣も、奥の松も、やっぱり令和ラベルの売ってました。何だみんなやってたんかい! 日本酒だけでなく、お菓子やあれやこれや、そうか、令和特需かぁ‥‥。

 平成最後のラーメン、昨日書いたとおりです。撮影できないなら自分で描いてしまえと、覚えておいた具材の配置や色合いなどを、過去の写真とか参考にしながら、手帳に描き留めておくのでした。
 今日は平成最後のウォーキングと思っていましたが、あいにくの雨で出られなかったから、これも昨日が最後だったな。今日は平成最後の雨か。ちょっとお見舞いやらで出かけて、平成最後のお昼はハンバーガーになっちまった‥‥。そして平成最後の‥‥あぁもうめんどくさい。

 実家で飲むのは5月1日ということだったのですが、それぞれのご予定もございまして、平成のうちにやることにしました。初節句の流れ、すでにほろ酔い気分の二次会に合流するのも何だから、自分としては願ったり叶ったり。
 そして諸般の事情もございまして酒の肴をいくつか作って、令和の酒など持って、大晦日気分で実家へ。弟も帰省して、甥っ子たちも全員揃って、まぁ見事なまでの男ばっかりの飲み会‥‥。その割にごちそう多数。山菜何より。若者はさらにごはん系が並んだり、やがて日本酒が並んだり‥‥。
 令和の酒は、明日の初節句祝いで飲んでいただくことにしましたが、弟が持ってきた「金雀」にはやられちゃったなぁ‥‥。
 テレビでは、御退位関連の特別番組などやっていたようですが、男連中はいつものようにグダグダの‥‥けっこうな時刻になったのでお暇させていただきました。

 新年もね、除夜の鐘を聞いて夜が明けて、でも何も変わらない1日がまた始まってるものです。令和という年号になってもね、たぶん同じなんだろうけど、平成天皇が自らの思いを現実のこととしたように、何か新しい時代がやってくる、どこか希望に満ちあふれるような気もするわけです。そんな時代にしてほしいというか‥‥。
 いや、何某かのリセットの時と思うし、だから他人任せじゃなく一人ひとりがそういう時代にしていこうと思っていかなければなぁと、そんなふうにも考えるんだよね。

 何となく、どうもその、平成ではなく昭和が終わるような気もするの。そこ間違わないようにと思って、最後の日はこんな絵を描きました。
 さよなら平成おじさん。