霞始靆・滝桜樹勢回復作業

 七十二候は第五候「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」となりました。二十四節気・雨水ももう中候なんだもんなぁ。

 今朝の町の様子。かすむ‥‥ってほどでもないのは、雨や雪が降らず乾燥してて気温が上がっても水蒸気が上がらないから、だろうなぁ。うっすらと潤うようじゃないと、植物も弱っちゃいそう。秋だってそんなに雨は降らなかったような気がするし、夏はあの暑さだったし、心配しちゃう。
 とは言え、天気がいいもんだから、昨日に引き続き今日もウォーキング。歩けるときに歩いておかないと‥‥なんて言うけど、それで歩きすぎて足腰痛める。ほどほどにというのがどうも苦手なおじさん。

 北向きの寒だまりなどは、それでもまだ霜柱なんかができていたりするんです。何のかんの言ってもまだ2月半ばですからね。しかし南向きの土手には春の草花が生い茂るようになりました。まだ写真ってほどでもないけど、ハコベやオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなんかも。
 あるこう、あるこう、わたしはげんき、あるくのだいすき、どんどんいこう、歌わないけど頭の中で渦巻いてる。だって天気いいんだもん。

 そして調子に乗って、北野神社から散策路を歩きます。鬱蒼とした杉木立、ちょっと登ってぐるっと降りてきて、ふと見上げると、あ、スギ花粉‥‥なんてようやく気付くヤツ。
 でも、風がないも幸いしたのか、この時見た限りではそれっぽいの見当たらないし、散策路の終わり・林の出口の杉にはいっぱい‥‥今のところ症状出ていません。助かった。

 今日もカワセミはあの擁壁に留まっていました。もっとでかい大砲のようなレンズで撮るしかありません。がそれがありません。くっそぉ‥‥。
 さんじゅうななまんえんのProレンズに 1.4倍のテレコンつけて‥‥カメラ本体が追いついてないし、フトコロも寒いし、そもそも腕がなぁ‥‥。まぁいいか。

 今日は滝桜の様子も見てきました(車です)。現在、5年に一度の「樹勢回復作業」をやっていまして(3/20までの予定)、大木の滝桜全体を呑み込むような足場が組まれています。
 足場の大きさなどから、滝桜がどれほど大きいかがわかると思うんですが、実際に咲いている様子を近くで見ると、その迫力に圧倒されると思います。

 ・5年前
 ・さらに5年前

 何せ樹齢千年、こうして健康管理してあげることで、老木ながらもその季節が来ると妖艶な薄紅色の花をまるで滝のように風になびかせて魅了してくれるんですね。
 この暖かさが続くようだと、今年も4月上旬に見頃を迎えるかも知れません。そんなときは見頃の期間も短い。例年は4月中旬ですが、天候条件が揃うと下旬まで楽しむことができたりします。
 開花情報などはいろんなところで検索できると思います。参考にしながらぜひ今年も・今年こそおいでください。