しし年スタート

 毎年同じ失敗繰り返してることを、5年手帳で痛感させられています。ホント痛々しい‥‥。

 12月に入って忘年会が続きクリスマスに浮かれ大晦日まで飲んで食って、正月早々オドロキの体重に驚いてる。それでも実家に年始の挨拶に行ってまた飲んで食って‥‥。

 実家にも初孫が誕生しまして、10カ月、5カ月、2カ月と、孫が3人も揃ったにぎやかな初正月。
 近所の方から猪(しし)肉をいただいたとのこと。やっぱり焼いていただきました。塩コショウよりも焼肉のたれが合ってたな。そして脂身がうまいんですな。多少クセはあるけれど、逆にクセになるような旨さでもありました。
 数日後のケンミンSHOWで「田舎では猪肉をおすそ分け」なんてやってましたけど、うんうん頷いて観てました。田舎はいいなぁ。
 日本酒は、弟が持ってきてくれた「初孫」からいただきました。自分は、縁起も担いで末廣の「猪之吉」。そして、飛露喜もいいけど「泉川」もね、と兄が準備してくれていて、いつものとおりガッツリやりました‥‥。
 翌日は妻の実家。ここも孫たち引き連れてみんなで押しかけます。
 縁起ものなので、ここにも末廣の「猪之吉」持参。義父は三春駒「極」出してきて、どしゃー!驚いた。これらを杏里さんのお猪口でいただきます。

 んまいねぇなどと飲んでいると、やがてお祓いの獅子がやって来ます。地域の若者たちがしっかりと続けています。復活させたのかな? 無病息災を願い、全員頭をガブッとやっていただきました。
 孫たちは泣き叫ぶかと思っていましたが、意味がわからないのでポカーンとしていただけ。今の獅子は大声など張り上げず上がり込むこともなく、玄関先で慎ましく終わっていくので、そりゃそうだよなぁとも思ったり。でもありがたい田舎の風習。

 猪肉を食べ、猪之吉を飲み、獅子に頭を噛んでもらう、しし年らしい正月、1年の始まりでした。それにしても、正月ならではの豪華な酒ばかりだったなぁ‥‥。

 御利益云々は正直なところ二の次になってるんですが、表情やフォルムにすっかり魅せられてしまって、今年も太宰府天満宮の干支鈴を取り寄せました。
 昨年は子宝に恵まれる戌年の干支鈴でしたが(実家にもあげました)、御利益は前述のとおり。実は御利益があるって信じないわけにはいかない。
 つーことで亥年の干支鈴です。栄養価の高い猪肉、転じて無病息災とパワー。健康でしっかり前に進むような年であるようにと願うばかりっす。足腰も良くなるんじゃないかと期待せずにはいられません。笑

 さてさて、あっという間の正月でした。今日が実質的な仕事始めの日でしたが、今年も七草粥ではなく七草雑炊を食べて出勤しました。ヘタクソだからでしょうか、当然なのでしょうか、微妙な雑草くささが何ともです。
 が、前日のセリ鍋を少し残しておいて作るから、鶏ごぼうの風味がたっぷりで、なかなかうまいのです。休みだったらまた飲みたくなるくらい。
 なんて言ってる暇もなく、きっちり区切りを付けて動き出すのも、こうした節の習わしだなと思います。しかも健康的。実は手帳だけでなくこのエントリー自体が昨年と同じだったりするんですが、同じように続けていくことが大切だかんね。うんうん。

 で、っしゃー仕事だ!と臨んだわけですが、夕方にはもうクタクタ、猛進なんてことはもちろんないのですが、ゆっくり慣らしていかないと1週間もたんぞ。月曜日始まりはきついなぁ。