初詣

 あっという間の三が日。今年もダイエットの必要性を感じてさっそくウォーキングです。もちろん初詣がメインなんですが‥‥。

 最初は愛宕神社。通常のウォーキングルートで必ず通るところなのでしっかりお詣りします。それにしてもここまでの散策路が見事にきれいになっていました。ハイヒールでも歩けるくらい。それはそれで感謝です。

 続いて大神宮。昨年はすごく寒くて水も凍っていたような止まっていたような。でも今年はちゃんと手を洗い口をすすぎ、身を清めてからお詣りできました。
 残念ながら、今年も人っ子一人いなくて、もちろんおみくじもなし。写真など撮っていると総代などの方かどうか二人ほどやって来ましたが、何とも淋しい限りでした。とは言え賑やかなところは苦手なので、これはこれでありがたいわけで。

 二つだけでも何だから、ちょっとルートを変えて北野神社もお詣りしました。そうなるともっとあちこちの神社もお寺も気になるものですが、そこまで敬虔なヤツではないのでまぁよしとするのです。
 いずれの神社でも、孫たちのこと・家族みんなの健康のことなど昨年のお礼旁々今年もよろしくお願いしますよと、こんな歳ですから必死でお祈りするのでありました。宝くじ当たりますように‥‥なんてそんなことは口にしません。年末ジャンボ、さていつチェックしていただこうか。

 そこから次の散策路へ。それほどの距離でもないのに頂上付近ではけっこう息が上がってしまいます。しばらく歩いていなかったり、体重が一気に増加したり、新年早々反省することばかりです。が、凛とした杉木立を歩くとちょっと気持ちも引き締まります。

 川沿いの紅梅が暮れからちらほら咲き始まっています。ほんとに陽の当たらない北側などにうっすらと雪が残っているくらい。いい正月だったなぁと思います。

 そう思うともう何でもいいものに思えてきて、サツキの植え込みなんかに陽が差し生き生きとしてる様子を見て、それだけで前向きになったりします。

 真っ青な冬の青空もとても鮮やかで新鮮さを感じます。あぁ今年も初詣してよかったなぁと思いますし、やっぱりウォーキングしなくちゃと誓いも新た。

 今年も箱根駅伝を観ていました。襷をつなぐ瞬間、ゴールの瞬間、どうしても涙があふれてしまいます。往路、復路、総合、それぞれの優勝が別の大学という珍しい結果でしたが、それ故に感じることが多かったレースでした。
 然るべき貯金はあってもそう簡単なことではないこと。大差はついてもどうにか挽回できるということ。そして何よりも、安定した積み重ねこそ総合的な結果につながるということ。
 自分はもう間もなく一線を退くようになるのですが、結局のところそんな安定した仕組みのようなものを作って終わることだと思っているんです。人が替わっても大きく崩れない、それでいてその人の個性も発揮できる、そんなものを目指していきたいものです。