霎時施

 七十二候は第五十三候「霎時施(こさめ ときどき ふる)」。昨日の雨模様も午後には上がり、今日は絶好のドライブ日和的な好天。葉っぱもいい色になってきました。

 1週間ほど前はこんな色でした。ここに来て一気に色付いてきたような気がします。朝もずいぶん冷え込むようになりましたし。
 早く色付いてほしいと思う一方で、いやもうちょっとゆっくりと思う気持ちもあります。こっちも準備がありますからね。いや、充電忘れないようにくらいですけど。

 愛宕様のモミジもずいぶん赤が目立ってきましたが、そうなるとあちこち気になってしまい、今日はいつもの倍くらいあちこち足を伸ばしてみました。
 こちらは真照寺。ずいぶん色が付いてきていました。色は色でいいものですが、モミジの小さな葉っぱがまるで点描のように広がる様子がどこか好きなんですぅ。
 愛宕神社も真照寺もライトアップが始まっていますが、カメラに収めるにはまだ早いかなぁ。次の終末あたり一度行ってみようかなと。

 続いて田村大元神社に行ってみました。珍しく本殿も戸が開いていて、氏子の皆様が落葉を掃くなど境内の掃除をしていらっしゃったのですが、素通りするのが申し訳なくて一応撮ってみました。
 目的はここからお城山の方へ抜けていく散策路。もうちょっと紅葉を楽しめるものと思っていたのですが、ん〜‥‥。そして意外なほどきちんとした散策路になっていた。あっという間に東館跡に着きましたが、あまり無理しちゃいかんと思い(でもここまで来たらもう五十歩百歩なんだけど)、お城山には登らずそのままぐるっと回って北町におりました。

 さて、桜川沿いの土塀を利用した「街かど写真展」が今年も開かれていました。っていうか本日が最終日でした。
 写真家・中村邦夫さんの「御祭のまつり」という写真展。知ってる人がたくさん写っていて、ただそれだけで見入ってしまいましたが、奥様方の活躍ぶりが実に表情豊かに撮られていて、孫の表情などそっちのけで飲んでいる自分が何ともお恥ずかしい限りです。

 10月もあと数日。晴れては雨という天気を繰り返し、その一雨ごとに気温も下がって秋も間もなく終わっていくんでしょうね。早めにと思っていたスタッドレスタイヤ、何の準備もしてねぇ‥‥そんな心配をするようになりました。
 いや、でもまだ鮮やかな紅葉を撮らなければなのだぁ。