桃の節句

 正式なものは来年ということになり、今回はささやかに我が家だけで桃の節句ということにしました。恒例の海鮮ちらし寿司、今年もじいさんがんばるっ!

 個人的には、大好きな刺身でご飯食べれば充分満足なんですが、どうせなら華やかに見えた方がいいだろうと、まぁ勢いで始まったんです。それがいつ頃だったかはもう覚えていないなぁ。
 サーモンが好き、イクラが好き、でも緑のものは食べたがらない。えぇ〜い、全部ちらしたれぇ‥‥って感じです。子どもたちも勢いで食べるし、以来恒例メニューです。父ちゃんの仕事みたくなって、母ちゃんは手間いらずと‥‥。
 まぁそれでも、自分も満足することだし、また次もと思うんだよなぁ。

 桃の節句なのでやっぱり白酒でしょうと、これもほぼ欠かさずにごり酒など準備します。ついつい風情など求めて「庭のうぐいす・うすにごり」などをポチっていた時期もあったんですが、最近は気付くの遅くて「あ‥‥」なもんですから、近くの酒屋さんで何とかそれっぽいものを見つけています。
 今回は「奥の松・にごり原酒」でしたが、やっぱり「うすにごり」程度がいいなぁとは思います。

 日本酒といえば、人気のそれらを求めてわざわざ買い出しに出かけていました。が、最近は福島の酒が格段においしくなって、もちろんバリエーションもそれなりにあるし、町の酒屋さんでもけっこう扱っているものだから、わざわざ出かけなくて済んでいます。
 そしてほとんど外れがない。福島でよかったぁと思うのです。

 金曜日にちょっと懇親会がありました。ここにもしっかり地酒が準備されていて、もう迷わずいってしまいます。あの頃はグッとくるいかにも日本酒的なところがイヤで敬遠していたものですが、今はみんな日本酒おいしいって飲みますよねぇ。いいですねぇ。
 1年の慰労をしながら大いに語り合って‥‥楽しいんだけどなぁ。こういう飲み会はいずれ廃れていくのかなぁ。ちょっと淋しい。孫が大きくなって飲めるようになる頃は、飲み会ってどんなものになっているものやら。
 最後はいつものミニせいろ。蕎麦も絶品です。また飲もうと思うんだよなぁ。