縁起物

 無理しないというのもあり、リスを見ただけで得しちゃったような気になって、最後はカワセミの川沿いを歩かず、久しぶりにショートカット気味に帰ってきました。

 梅のつぼみが何となく膨らんで来たかなぁと思いながら歩いていると、すでにほころんでいる個体もあって驚きです。リスに引き続きこれも何だか嬉しくて、こいつぁ春から縁起がいいわいとか心の中でつぶやいてしまいます。

 縁起物と言えば、昨日は七草でしたが、そのひとつであるセリをいただこうと、その前夜は今季初のセリ鍋を食べました。昨年そのうまさを知って以来病みつき状態。うまいと知っていながらも大量のセリは少し引いてしまうところもあるのですが、でもやっぱりうまいのよ。特に葉の方はしゃぶしゃぶ感覚がおすすめ。
 暮れに町内某所を運転中、田んぼ?で水に浸かって何かやってるおじいさんが見えたんです。近くまで来ると、そこは芹田で、セリの収穫をしているところだったんですよ。いっしょうけんめい作って出荷してるんだ‥‥それ見たらもうすぐにでも食べなくちゃと思ってねぇ。都合もあって延び延びになったけど。
 ただ、残念ながら地元産じゃなかった。仙台・宮城産でもなかった。次回はあのおじいさんとこから直接買いたいくらい。

 そんで七草ですが、わざわざこんな雑草など食べなくたって‥‥というのが正直なところでした。小さい頃ばあちゃん・母ちゃんが作ってくれた七草粥なんか米一粒なめるくらいだったなぁ。おいしいとは思わなかったもの。そんなのでご飯一食分が終わってしまうのかと思うと腹が立つくらいだった‥‥。
 でもこういう歳になると、そうした季節のものとか、縁起物とか、その時に楽しまないとと思うようになるんだなぁ。どうせ食べないからと奥さんも買わなかったのですが、今年は買っておいてくれました。へぇこんなパックになってるんだ。

 それぞれ茹でて刻んで、余すところなく根っこまでしっかりいただきます。ダイコンとカブ、少し茹ですぎかなと思ったけどちょうどでした。

 きちんとした歳時のことならお粥でしょうと思うけど、雑炊だっていいじゃないかという現代風。はなっからそのつもりで6日の夜にセリ鍋したのでした。
 昨夜の鍋の残り、鶏の出汁とゴボウの風味、そこへ年越し蕎麦のあまってた鰹昆布出汁のつゆも少し混ぜて、何ともおいしい七草雑炊をいただくことができました。が、ダイコンとカブの根っこ部分は土臭いような独特の香りが強いので、それだけ外すべきだったかも。自分はすぐ慣れたけど。
 年末からすっかり食生活が乱れていましたが、軽いブランチにして残りの休日もラーメン食べに行かず、何とか抑えているところです。初ラーは4日に済んでます。
 でもまた給食始まるからなぁ、うまいんだよなぁ‥‥。

 こうして始まった2018年戌年。とある方のインスタで衝撃的なものを見てしまったのです。太宰府天満宮の干支鈴たまらん‥‥。
 今年はいよいよ孫が生まれる‥‥そうだ、孫自身の干支の祝いと安産とを祈念して、じいちゃんもうこれぜってー贈ったると思ってしまったの。還暦の人にも贈ったる。もちろん自宅用にも‥‥。
 だから行ってきました太宰府天満宮、のサイト、からのぉ速攻ファクス。そして本日無事到着。早っ。さっそく1個娘に持たせてやりました。
 今からこれだもん、生まれたらたいへんだな、じいちゃん。仕事やめたいとか言ってらんねぇな。今年もがんばるしかねぇな、じいちゃん。う、うん‥‥。