3種類の手帳

 どれがメインということもないのですが、長い目で見た場合には、元日から書き始めたほぼ日5年手帳がそうですかね。

 1月1日に、見開きの上部約5分の1のスペースに書き込みました。翌日、残り5分の4を残したままページをめくって次の見開きに進むというのがちょっと不思議な感覚でした。白い部分をたっぷり残したまま行ってしまう罪悪感のようでもあるし、さぁ戻ってくるのは1年後だぞと長い旅路の一歩を踏み出したような思いでもありました。
 何を書こうかずいぶん悩んだというかあれこれ考えてはみたんですが、答えは出ないまま元日を迎えました。その時の気分で‥‥とも思っていたので、結局は在り来たりの日記です。
 まだ数日ですからこの先どうなっていくのかわかりませんが、とりあえずは1年後にまた最初のページに戻ってこれるよう、無理なく続けていきたいものです。
 この白っぽいヌメ革のカバーが1年後にはどんな表情になっていることか、それもまた楽しみです。実は置き場所が悪くて変な色の差ができちゃってるんですけど‥‥。

 ずいぶん先のことかもしれませんが、5年目のことをちょっと心配しています。左ページは年ごと・5つに区切られています。右ページはフリースペースで自由にお使いください状態。自分は何も気にせず左ページと同様にその年のその1日分として使い始めました。
 でも、さっきこうして書きながら見ていて気づいたんです。あれ?5年目のその部分には「日々の言葉」がぁ〜‥‥。このまま続けていくと5年目は左ページしか残らないじゃないか‥‥。
 こういう失敗?してる人いるよねえきっと。さぁどうしよう、まだ時間はある、何か対策考えなければ‥‥。

 2018年・平成30年1月、57歳になったばかりで5年手帳は始まりました。62歳になったところが一応のゴール。
 その真ん中あたりで定年退職を迎える。そこまでもつかなぁ、あるいは再雇用でまだ同じようにやってるかなぁ、たったそれだけでも興味が湧いてきます。かぁさんはどうだろう、子どもたちはどうだろう、孫は、実家は、仕事の仲間たちは‥‥。気になることがどんどん増えてくるんですね。
 普通の日記のように始まったわけですが、そういうことを考えると、個人的な思いや細かいことなどにあまりこだわってないで、その日その日をざっくりと書いておくのが良さそう‥‥なんて思ったり。

 仕事中心のスケジュール&ToDo管理用ダイアリーは、以前書いたように、約1カ月前から weeks MEGA併用、1月から切り替えて使っています。これまで数年続いたモレスキンシリーズを一旦離れ、趣向・意識を変えてみようかと。
 モレスキンXLサイズとLサイズとにびーーーっちり書いていたことを、weeksと5年手帳とに収めていこうというわけですから、これまでどおりの感覚では困難を極めること必至。
 数日経過しての現実は、すでにびーーーっちり‥‥。予想していたことですが、日ごとの既定サイズ・広さについては、ページ数・厚さでは補いきれないなぁと思いながら、でも時間は短くなっているなぁと実感できています。そのあたりで少々葛藤しているような状態。やっぱり違和感あるというか、書ききれない・書き足りないというか‥‥。
 多少なりともできるであろう余剰時間を、何か別のことに充てられるよういろいろ試したいと思っているところ。あぁそれなのに、つい最近「ふくしま手帳2018」なんてものを見つけてしまって‥‥。

 手帳って「3つの目」と同じなのかもなぁと改めて感じています。

 (1) 鳥の目、月や週など一定の期間で俯瞰したい。
 (2) 虫の目、日々の様子をつぶさに見てみたい。
 (3) 魚の目、年単位の長いスパンで振り返りたい。

 少なくともこの3種類はほしいなぁ。こういう感覚でずっと続けていきたいもの。
 そう考えたとき、魚の目はもう5年手帳で決まりですよね。やっぱり細かいことにこだわらない方がいい。鳥の目は、スケジュールのようなもんだから weeksでOK。
 となると虫の目になるものが必要。フォトダイアリーはあるけれど、その時々の気持ちもそうだし、四季折々の様子なんかも書いておきたい派なので‥‥それこそ「ふくしま手帳」と考えれば落ち着くかな。