ラジオでやってたんです。「どこにでも県民手帳というのがあって、意外に便利、役立つんですよ」って話を。福島もありまして、個人では買わないんだけど目にしたことはあります。でも正直なところ興味はなかったなぁ。
でもちょっと気になってネットで調べたら、「福島県民手帳」ではなく「ふくしま手帳」の方にすすんでいってしまいました。
もちろん最初に調べようとした方ではないんですが、こんな手帳があったとは知らなかったものですから、それなりに使えそうだなぁとか、これみんなで使ってみるのもおもしろそうとか思いまして、気になりまして「つい」買ってしまいました。県民手帳の方も「ついでに」買ってしまいました。
まずは使いやすいのか比較。
写真はどちらも左側が県民手帳、右側がふくしま手帳です。
週間ページも月間ページも、県民手帳はちょっとなぁ。ふくしま手帳は今どきのオーソドックスなレイアウト。週間ページには、県内各地のウンチクとか掲載されていておもしろい。
続いては役立つのか比較。
県民手帳には、県庁各機関の電話とファクス、県議会議員の連絡先。使う?
ふくしま手帳には、各地の風景写真があったり、福島弁のリストがあったり。使うというかそこに住んでて話してるわけですから、そりゃぁ親しみがある。ただ、福島弁の最初がこれかぁ‥‥とは思ったね。まぁいいでしょ。
地図・道の駅案内もこんなに差があります。
っていうか、ふくしま手帳は大きく広げられる地図が別に付いていて、裏側には県内各地の名物スイーツ?オンパレード。これ見たら行くよねぇ。
読者アンケートはがきまで付いていて、それが翌年の手帳に生かされるんですね。来年はもっと差が開くかな?
発泡ビニールのカバー、胸ポケットにサッと入るサイズ、もはや昭和の県民手帳。それに対して、ふくしま手帳にはリバーシブルの表紙カバーが付いていますので、ビニールカバーを外し裏返して使うことができます。さらにこの表紙がサイトにいくつか掲載されているので、ダウンロードして使うこともできます。ってことは、自分でデザインすることもできるってことですね、そうかそうか。でもとりあえず‥‥縁起のいいだるまデザインで。裏には三春駒もちょろっと描いてあるし。
こういうたくさんの遊び心がある方が親しまれるよなぁ‥‥と思うのですが、やっぱりお役所でつくるものって遊び心は許されないのでしょうかねぇ。福島だけかなぁ。あのラジオの話、他都道府県の「県民手帳」は意外に「ケンミンTECHO」的だったりするのかなぁ。気になるなぁ。