早いものでもう４回目の車検を迎えます。その見積点検に行ってきました。
間もなく10万kmにもなってきます。それでなくても球数の少ない珍しいモデル故に旧車臭プンプン漂わせてるのに、何せ10年選手ですから経年劣化は否めません。ぱっと見 元気なようではあるんですが、関節や循環器系を中心に、全身至る所のパーツ交換が必要らしく、見積額はなんと30万円超えという想定外の数字が示されてしまいました。
必須の整備と推奨の整備と、全部やった場合の金額なんですが、左側必須、右側推奨なんて箇所はどっちみちやらなくちゃならないわけで、先送りして修理工場通いが増えるだけかと思うと、もうこの際全部やるしかねぇべと思うわけです。乗り換えの気持ちがないわけではありませんが、とりあずは車検を受けてもう少し乗ることにした次第‥‥。
機敏に動くことができなくなり、あとはもう老化の一途をたどっている自分自身を振り返るような気がするから、入院・手術なんてことになる前に30万円出してもしっかりケアしてやらないと‥‥と思うんだよねぇ。ゴルプラもそういう歳になったんだなぁ。
とは言え30万円はでかいなぁ。そんなに出すんだったら少し頑張れば何とかなるんじゃないのかなぁ‥‥なんて考えながらの帰り道。4WDだったらいいのにといつも言ってる母ちゃんが乗る機会も増えるし、この先あと何回乗り換えられるか分からないから好きなの乗りたいし、そうか、これはオールトラック行くときでしょうという暗示ではなかろうかと、都合のいいように思ってみるのでした。展示されてたトゥーランもいいんだよねぇ。
そんな話を母ちゃんと二人でしてみましたが、ダメ元のつもりがまんざらでもなくて、にわかにクルマ探しを始めてみるオレ。思ったほど値が下がってなくて、だったら新車いっちゃおうかなんてことまで考えてみるオレ。うひょー！なんて新機能満載の仕様とか見るんですが、すぐに熱が冷める感じ、何だか昔ほどその気にならないんだなぁ。クルマは嫌いじゃないけれど、じゃぁクルマ好きって新しいのに乗るのが好きってこと？ 必ずしもそうではないよなぁ‥‥なんて考え直すオレ。
そういや、この先またちょっと別の出費もあることだし、30万円が300万円になるって、冷静になって考えたら当初のでかさの比じゃないもの‥‥。なんて感じで踏み留まりました。
もうすっかり旧車のゴルプラだけど、もうちょっと乗ってみることにします。10万kmはたぶん１年後。それはもちろん更にいけるところまでいってみようという気にさえなってきました。笑
