真照寺紅葉ライトアップ

 三春町新町の真照寺、紅葉の見頃を迎えています。それに合わせてライトアップも始まりましたので、さっそく撮りに行ってみました。

 写真全般、撮らず嫌い‥‥みたいのがいろいろあります。ライトアップされた風景などもそのひとつなんですが、どうして?というところを突き詰めて考えると、要するにめんどくさいってところに落ち着くのです。
 でも今回は、もう仕事帰りに寄って来ればいいことだからとカメラ一式積んで出勤したんです。あえて連休前日に撮ってしまえば予定がひとつ減るみたいのもあり。ってそんなにめんどうなことなのかよぉ‥‥自分。

 ちゃんと天気も考えたんです。夜間撮影なので曇っててもかまわない。大切なのは風のない日。それとできるだけ人のいなさそうな日。というわけで、連休前夜決行と。
 ライトアップ撮影初めてなので三脚準備しました。一般に絞り優先モードで撮るといいって聞いてたからそうしてみる。その上で絞ったり解放したり、妖艶な風景を収めてみました。

 風がなければ、スローシャッターでも葉っぱがブレずに撮ることができます。
 さらに、予想どおり池に映ったもうひとつの被写体・逆さモミジも、波紋にじゃまされることなくクッキリ撮ることができます。明鏡止水。
 あぁそれなのに‥‥ピント合わせに夢中になっているうちに、人が入り込んでしまっているのに気づかなかった‥‥。_| ̄|〇
 夜間撮影はそんなところに注意が及びにくいですね。同じアングル、同じ設定で、少し時間をあけて何カットか撮っておくことだなぁと、今回の反省点です。

 ライトアップ開始時刻からあまり時間が経ってなかったからか、和尚さんが、いい感じな場所を教えてくれていました。月もいっしょに撮るならあそこだよと。
 陽が沈む頃は曇り空だったんですが、ちょうどこの頃は時折月が顔をのぞかせてくれていたから、せっかくなので撮らせていただきました。むずかしいな‥‥。

 全般的に‥‥のっぺりした感じかなぁ。せっかくの陰影も色のグラデーションにしか見えない感じ。従って遠近感が出ない。それはやむを得ないのかな。例えばボケ味とかを出せればまた違うんだろうけど、そういう被写体ではないし、そもそも腕の問題がなぁ‥‥。(^^ゞ
 こうだ、あぁだ。こうしたい、あぁしたい。それは帰ってきて実際にPC画面で見てから感じること。その場ではけっこうしっかり撮ったつもりなんだけど。初めてにしてはまぁまぁかな。

 ということで、ひとしきり夢中で撮って、ちょっと後ろ髪引かれる思いもあり振り返ってみると、こんな風景もありました。
 これ、実は手持ちです。自分でも驚くほどあまりブレずに撮れている。それも腕ではなくて手ぶれ防止機能のおかげ。ありがたいことですな。

 ライトアップは、17時から21時まで。
 漆黒の闇に浮かぶ紅葉もいいですが、点灯直後、日没前、まだ空の色が残っていてそれが映り込むようだと、これに青が加わるので一層鮮やかかもだなぁ。
 さて、例年どおり、日中の写真も撮ってこよう。