おかえりモレスキン

 ほんとうに参考になったのかどうかはともかく、4年ぶり?くらいで自分のモレスキンノートが帰ってきました。すっかり忘れてた‥‥。24年度末で閉校になったときの、そこに至るまでのいろいろな準備などを記録しておいたノートです。

 24年の8月から、さぁいよいよという感じで備忘録的に使い始めたのですが、実際には22年7月の開校準備委員会以降の記録なども綴じ込んでおいたので、何だかんだ7年も前からの記録でした。

 メモはその都度その都度のことだから、基本的に見開き両ページで1件として、関連ページを赤鉛筆などで示します。だからどこから見始めても、今見ても、話がつながっていって、あぁそういうことだったなと理解できます。いい仕事してたなぁ。

 残り5カ月になってくると、いろんなスケジュールをしっかり合わせていかなければならなくて、長い長いカレンダーを作って折りたたんで、赤ペン入れてました。
 ただあと2カ月、1カ月になってくるともう即断即決。調整とか何とか言ってる場合でなくて、終盤あまり使わなかったなぁ。

 プロフェッショナルノート、巻末にインデックスがあって助かりました。
 通常のメモは、前の方から順に使ってきて、そのタイトルや概要を書いておきました。本文にも書いておきましたが、関連ページもここに赤で書いておくと便利でした。

 会議録などは後ろの方から使ってきました。全14回に及ぶ協議内容を貼っておいたんです。これはこれで時系列で読むことができて便利です。
 新しい校舎の図面や備品配置図なども貼ってあり、開校に向けての準備を粛々とやっていたんだなぁと思い出します。
 でも実際は、「開校準備」よりも「閉校作業」の方でいっぱいで、今になって思えばもっともっと次の仕事のことを考えたり協議したりしておくべきだったと、少なからず後悔するところはあります。でも3月31日限りというどうしようもない期限に迫られ、次の日からはそれぞれもう別の勤務地が待っているわけで‥‥。

 あれから4年も過ぎた今だからこそ思う、感じることばかりのような気もしますが、ノートそのものは、プロフェッショナルノートという独特のレイアウトなどが、この件に関してとてもピッタリだったなぁと思います。
 しばらく見てなかったのでとても新鮮に感じるところがありますし、自分で言うのも何ですがユニークな使い方は、改めて参考にしたいところです。

 ぜひ参考にしたいと、この間ふたつの統廃合の現場を渡ってきたのです。事情はそれぞれだから、役に立つようなところはあまりなかったような気はします。期待して手にしたのだろうにと考えると、申し訳なかったなぁとも思います。でも、こうした記録が他の人に読まれるって不思議な気持ちではありますね。
 自分は自分さえわかればいい派なので、どれもこれもきれいじゃないんです。でもこういうこともあるのかと思うと、今後ちょっと考えなくちゃなぁ。

 春の風に若葉が揺れて、とても気持ちの良さそうな日だったのに、庭の草も今ならまだ間に合うのに、でも腰の痛みがぶり返したらイヤなので我慢して静かにしていました。このノートブックをチラチラめくりながらあの頃を懐かしみながら‥‥。
 あぁ〜ぁ、また2日間仕事か‥‥なんて思うところですが、今回はおかげさまでちょっと前向きです。やっぱり小さな積み重ねを続けていくことなんだよなぁと‥‥。

 まぁとにかく若葉の5月がやってきます。立夏を迎えます。目には青葉。山にはホトトギス。さぁ次の5連休にはぜってー初ガツオ! たった2日間がんばっぺぇ。