すげ寒いなぁとか思いながら起きた昨日は大寒の朝。やっぱり暦どおりだなぁとなぜか感心してしまいます。さぁ今週もここまで来ました残り一日張り切つていきませうと、それはいつもどおりの金曜日。
夕方には大寒待ってましたとばかり雪が降ってきて、道路もシャーベットから圧雪へと変わってきて、週末だってのにちょっと憂鬱になってはくるのですが、休みだと思うと雪かきなんかどうでもよくて、つい出羽桜ワンカップ買って帰ろうなんて思うわけです。
一夜明け、雪が積もった休日の晴れた朝は最高っす。自宅前の雪かきなどもうだいたいにして、そうそうこんな日を待っていたのとさっそくウォーキング。
普段は見向きもしない畑。たぶん白菜とか残ってたんでしょうね。雪もこれくらい降ると見事に一面真っ白に丸っとやわらかく包んでくれるから気持ちがいいです。
日が差して木々の影が横たわります。その影がデコボコに絡んで、かたちが浮き出てくるんですね。かたちを描き出すのは光であり陰なんだなぁと、こうした風景を見るたびに思うのですが、そんなふうに感心したいがために山歩きをしているような気もします。
手すりに積もった雪が少しずつ緩んできて、身体をねじらせながら必死につかまっているようでした。心の中でがんばれがんばれと応援しながらシャッターを切ります。
晴れた冬の朝、木々のシルエットが青空にくっきりと映るこの風景が楽しみなんです。林を抜けたところで開放感もあって、青と黒とのコントラストがいいんだなぁ。
でも今日は木が真っ白でちょっと拍子抜けしてしまいました。いつもなら反対側・西の方から風が吹くのに、昨日は北寄りの東側だったのかな? 湿った雪だったもんなぁ。
二十四節気のラスト「大寒」、一年で最も寒い時期です。自然の営みもいよいよピークというか、どことなく大詰め感があります。
冒頭の話にも通じるような気がしますが、ここまで来たらあと少し、冬来りなば春遠からじです。あと2週間で春がやってくるんだと思うとワクワクする。やってこねーよと自分で突っ込むわけですが、こうした湿った雪がいかにも春らしくてねぇ。
だから、これまでよりもこれからが雪はたいへんなのよ‥‥。喜んではみるけれど、やっぱり春はまだまだ先のことかぁ‥‥。