来年の準備

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 今年もいよいよあと2週間。手帳の残りももうほんのちょっと。にわかに気忙しくなってきたような気がしています。
 細かいことはともかく、2017年のスケジュール帳はまたウィークリーに戻ることにしました。毎年毎年あーだこーだ理由を付けながらちょっと変化球的に選んでいるところは否定しませんが、そうした変化の中でやっぱりこれなんだというものが見つかったような気もします。時間かかりすぎましたが‥‥。
 詳しいことはまた別の機会にということで。

 さて、新しい手帳を使う前に、お決まりのシール貼りをしました。モレスキンはシンプルでいいのですが、さすがにちょっと土日祝日くらいはわかりやすくと思い、また写真を撮るのにも時候を把握しておくと何かと便利なので、二十四節気などの日をマークするわけです。

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 毎年書いていますが、シールはこんな感じに自作します。祝祭日、二十四節気、七十二候、雑節、震災から何日とか、エクセルで作った表を透明マットのフィルムシールにプリントして、カッターでちまちまと切り目を入れて‥‥。

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 それをピンセットでつまみながらひとつ一つ貼っていくというまぁ気の遠くなるような作業です。数年前に始めた頃は、間違わないように丁寧に何日にも渡り時間をかけてやっていたものです。
 しかし今は、カットから貼り終えるまで2・3時間もあれば充分。そんなに時間をかけてるのかと思わないでもないですが、自分としてはかなり速いです。笑

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 貼り終えたら、祝祭日、日曜日、土曜日の順に蛍光ペン(マイルドライナー)で曜日の色づけをして完了です。ここまで3時間あれば全部終わるかな。
 こうなってくると、ON/OFFがわかりやすくなってきて、生活のリズムが感じられるような気になってきます。時候の表示もあるので、さらに生き生きとしてくるように思います。
 まだまだ先の話ですが、例えば、清明・玄鳥至(つばめきたる)、4月4日かぁ‥‥なんてさらに新しい始まりに期待を寄せたりしてしまうものです。そうしてこの先1年間のざっくりとした移ろいをとりあえず味わってみる、カスタマイズが終わった後、至福の時なんです。さぁまた頑張ろうと思えるわけです。

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 真っさらのノート(下)とシール貼りなどを終えた後のノート(上)。
 断裁したままだったフラットな小口や天地が、少々雑にほどけてきます。各ページに空気も入り込んでふっくらします。少なからず軟らかになって自分のものになったような気がします。
 ソフトカバーを選ぶのは、それをクルッと丸めて小口を親指で押さえながらページを繰る楽しさを味わいたいから。手に馴染んでいく感覚も大好きです。あとはガシガシ書き込んでいくだけ。

 この1週間携行して、合間を見ながらとりあえず1月分を転記して移行しています。またウィークリーに戻ってきてホッとしたり、マンスリーの俯瞰しやすさを改めて実感したりですが、まぁだいたいは想定内。
 いろいろ反省することの多い1年だったような気がするけど、あと2週間、ノート全般に渡る対応策もちょっと考えたりして体制を整えていくのでありました。