モレスキンのある素敵な毎日

160925f

 発売直後に買いながら1週間寝かせてしまっていました。読む本‥‥ではなくて「見る本」だと思うから、ページを開いたらすぐに見終えてしまいそう、それが何だかもったいなく思えてしまいまして。
 でも読まなかったらもっともったいないから本日ついに一気読み。

 正直に言うと、モレスキンは1冊使い切らないと悪いような気がしていました。しかも使い終えたときにひとつの作品になって、クルッとゴムバンドをかけて、はい完成と、それがモレスキンノートだろうみたいな思いがあったんです。
 自分の場合、例えばデイリーダイアリーを1日も欠かすことなく大晦日まで書き上げることがそれだったんです。例えばウィークリーダイアリーにスケジュールやToDoをぎっちり書き込んで終わったものはチェックし尽くしていくこともそれだったんです。
 そうしてそれは自分の秘密の宝物みたくしまっておく‥‥。

 なことないですよね。

 やっぱり書き終えたものは読み返す機会を増やさなければと思ったし、書き終えていないノートは、それはそれで必要に応じて取っ換え引っ換え出し入れしながらずっと使っていけばいいんだし、だから手の届くところにいくらでも並べておけばいいじゃないかと思いました。それでこそモレスキンは生きてくるものですよね。
 皆さんのモレスキンにはそうした生き生きした生活を垣間見ることができたというか、つまりそこが素敵な毎日なんだろうなぁって、いやぁ実感しました。
 こうしたすばらしいノートを提供してくださったユーザさんはもちろんですが、なんて言うのかなぁ、よくもかぶらないように1冊にまとめたモレスキナリーのYOKOさんもやっぱりさすがだと思います。みんな素敵だ‥‥。

 気が早いかも知れませんが、今年もあと3カ月ほどになってきました。実にオーソドックスな組み合わせになるんですが、来年の手帳はもう準備してあります。いろいろと考えるところがあって、原点に戻りシンプルにやっていこうと思っているんです。
 そんな折に、こうしてたくさんのノートの在り方を見せつけられてしまって、少なからずフツフツと湧き上がるものもあります。細かいことを言えば、例えば線の引き方、画の描き方、余白の取り方などなど、参考にさせていただくことは少なくありません。
 モレスキンといっしょに並べておいて、ちょっとずつちょっとずつ参考にさせていただくなど何度でも読み返して、素敵じゃなくてもモレスキンのある毎日を大切にしていきたいもんです。