蓮始開

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梅雨の朝
 蓮と紫陽花六地蔵
 花に囲まれ心癒やされ

 第三十二候は「蓮始開(はす はじめて ひらく)」です。毎年楽しみにしている法蔵寺の蓮が今年も咲きました。
 思ったほどの雨にはなっていない今年の梅雨ですが、ジメジメ・ムシムシは、相も変わらずです。蓮はもちろん紫陽花も、いつものように楽しませていただくわけですが、蓮というのは不思議な魅力がありますね。咲き始めの丸っこいそれなんかは特に、心が癒やされます。洗い流されるようです。

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 お堂の傍らに祀ってある六地蔵の慈しみあるお顔も、こういうときは一層ありがたく思えたりするのですけれど、そういえば桜の時もそうだったし、紅葉の時季もそうだし、雪が積もったら積もったでそう思うし、結局のところ一年中そう感じる・感じられるのですから、いやいやホントにありがたいことです。(-人-)

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 ヤマユリも咲き始め、森の中は甘い香りが漂っています。ゆっくり歩きながらいろんな表情をカメラに収めたいとは思うのですが、動きが止まり始めるやいなや蚊が襲ってくるのでもうそれどころではありません。
 せっかく清く正しい心になったばかりなのに、くっそう‥‥とか言いながら腕をパチンと叩いて‥‥そんな殺生なぁ‥‥。

 なんて言ってるうちに、もう第三十三候「鷹乃学習(たか すなわち わざを なす)」なんですね。小暑も間もなく終わりになります。梅雨明けも近いかなぁ。