おじさんにとってのPC・OS管理って

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最新のシステムがいいわけじゃない!
 おじさんそこが違うんじゃない?

 勝手に Windows10になっちまってネットにつながらなくてお手上げだわ‥‥っつー話を最近耳にします。あと少しで無料アップグレードじゃなくなるんでしたっけ? だからって勝手にアップグレードってのもなぁ。

 自分は基本 Macだけど、BOOTCAMPで Windowsいごかすこともあります。たまにしか使わないのですが、たまに使うのはそれなりに忙しいときなんです。だからほとんどの場合、普段やってないアップデートてんこ盛りに遭遇してしまい、何が本題だかわからないという感じ。それでうんざりしてまた疎遠になるという‥‥。

 一方の MacOSはと言うと、爆弾マークが頻発していたノスタルジックなあの頃とはすっかり違って、まぁ実に安定した状態。バージョンはどんどん上がっているけれど、仕事は Windowsでほとんど間に合ってしまう、家でめったにしないから、Webとメールさえ何とかなればいい自宅では、もうOSのバージョンを追いかけるようなことは必要ないのです。
 だけれど、今回のように新しい iPhoneがそれを求めてくる。Apple、うまいことやるなぁと思うわけです。仕方ないなぁもぉ‥‥とか思って、Appleの思う壺にはまっていくのですが、今回はなぜかダウンロードできずに泣きべそかいて、MacBook Airに助けられたという次第なんです。

 眠くて眠くて電源落とさず寝てしまった昨日の朝、真っ黒のスリープ画面から登場したのが El Capitan アップグレードのダイアログ。はぁ?
 ごめんごめん先日はちょっとエラーが発生しちゃってさぁ‥‥なんてことではなく、ただ単に、いいからやってみ的な通知にイラッとしたのでした。ここは「詳細」押すしかないんですが、結局また無料アップグレードのところに行くわけです。
 でもちょっと画面の雰囲気が違ったので、今回はひょっとするとうまくいくのかも知れない。けど、忙しいのでまた放っておきました。
 ここだ、ここがあぁオレもすっかりおじさんだなぁと思うポイントです。あの頃だったら何を差し置いてでもまずこっちだったのに。細かくやっていれば苦にもならないし、その時々に意味も理解してやっていられたんだけど、今はもうネットワークの設定など、はてなマークで頭が埋め尽くされるようになってしまいます。
 何とかその場はしのぐんだけれど、喉元過ぎれば何とやらっつーヤツで、あぁもうあきまへんなぁ‥‥。

 あの頃は、爆弾マークさえ楽しみだった。何がコンフリクトを引き起こしているのかを考え、パソコン通信で情報提供していただき、そうしてシステム内部に潜入していったものです。それでうまくいって、当面は安定したシステム環境になって、そうしてまた新しい何か = エラーというかシステムいじりのチャンスを待っている。それが楽しかったんだよねぇ。
 おじさんがPC設定理解できないってのが理解できなかった。いじればいいじゃんと思っていたし、自分はずっとどうってことなく使っていけるという自信さえありました。が、そういう歳になってみると、お恥ずかしながらやっぱ無理‥‥。めんどくさいというのが先になってしまうんですね。
 おじさんのPC・OS管理って、もうちょっと簡単にならないもんですかね。自動的にやってほしい。あ、でもそうすると冒頭のような事態に陥ってしまうわけだし、システムとの整合性からさまざまなアプリのバージョンも上がらないとダメなわけだし、そのための料金があるしなぁ。

 この先どこまで PC使っていくんだろう。わけがわからなくなる前に整理しなくちゃならんよなぁ。ブログもそうだし、いろんなアカウントとか、あぁまためんどくさくなってしまうわけです。
 そういうの考えると夜も眠れなくなって、どんどん早起きになって、おじさんは立派なおじいさんになっていくのでした。めでたしめでたし‥‥じぇねぇって。