梅雨明けマジか(間近)

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 久しぶりのお城山。朝方まで降っていた雨は上がり、緑がより一層鮮やかでした。いつものように街を見下ろし、遠く西側・郡山市を望みます。今日は空気も澄んでいてくっきりと見えました。
 抜けるような青空‥‥とまではいきませんが、もう梅雨明けでいいんじゃね? と思っても良さそうな空の様子。

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 そう感じるだけなのかも知れませんが、タチアオイはもう先端の花が咲いています。梅雨明け間近かなぁと。それと、咲き始めが遅かったような気がするんですね。そして一気に咲いてしまったような気もする。
 梅雨入り・梅雨明けを知らせてくれるっていうタチアオイ。今年の梅雨はずいぶん短く終わってしまいそうです。梅雨はもう充分なので願ったり叶ったりです。

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 さて、お城山に登るときは郵便局前の自販機で水分を確保します。これをバッグに吊して三春小学校のところから登っていく。体育館までの急な坂を上り終えただけでもうキャップを開けたくなるんですが、頂上までは我慢します。
 まっすぐ頂上を目指すのではなくて、町民の森の方まで足を伸ばし遠回りして登るものですから、ごほうび感は一層強くなります。
 やっとこさ登り上げる頃、実は微妙なしびれを手に感じまして、ちょっとヤバイと思いました。けっこう汗もかいていて、ヘンに無理せず素直に水分補給すべきです。歳を取るほどもう少し、もう少しとついムキになってしまうんだなぁ‥‥。

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 夏草や兵どもが夢の跡

 芭蕉の句が浮かんできます。お城での生活っていったいどんなだったんだろうって、ここに来るたびにいつも思います。

 閑さや岩に染み入る蝉の声

 セミの声がずいぶんにぎやかになってきました。やかましいその鳴き声も、ふっと消えるかのような瞬間があるんですね。あぁホントに静かな空間なんだと感じます。

 咳をしても一人

 あ、これは違うか。でも自分以外誰もいなくて、そんな静寂な場を独り占めするのはいいんだけど、熱中症で倒れたりしたらどうしようもねぇなぁと、もうひとくち水を含んで、北側の石段から帰路につくのでした。