前向きな青い空

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 降るって言うからちょっと心配するけど降らない。そんなに降らないんじゃないかと思ってるとガッツリ降る。天気っつーのは、天気っつーのは、‥‥ん〜、オチ思いつかねぇ。
 結局雪はほとんど降らないまま数日曇ってましたが、昨日はようやく回復し、とりあえずはあぁ降らなくて良かったねとみんなでホッとするのであります。ただ建物の中におりますと、どのくらい晴れてんだかよくわかんなくて、お互いかなりアバウトな話なのです。
 たまたま午後から出かける用事がありまして、基本朝晩通勤時の空気感しか味わっていないオレとしては、この青々とした一瞬にすっげ春を感じてしまってついパチリ‥‥と。

 ホントの写真はもうちょっと彩度の低いものですが、駐車場に出たら急にまぶしい西日を浴びせられ、眼を細めて空を仰いでみた瞬間は、正にこんな青々の印象だったんです。
 CAMERAtan!! というアプリを使ってフィルタをかけつつ少し調整して、あぁそうそうこの感じと思ったのですが、そもそも、空の青自体が自然にかけてくれる色フィルターってハンパない青さですよね。晴れている日の雪も水もものすごく青く見える。

 実はここ高い屋根からバシャバシャと雨だれが落ちておりまして、でもそれって実際には音の印象なんですね。そのバシャバシャを車で通過しても、ぜんぜんワイパーで拭うような量ではないんだな。たった数滴?と驚くんです。
 時間経過とともに地面はすっかり濡れてビシャビシャだから、それもだまされる原因。

 さて、アプリでいい感じになったら後はフォトショでちまちまとわずかに調整をかけて仕上げるんですが、そう言えばあんなにバシャバシャだった雨だれなんかやっぱり写ってないんですよね。
 でもよく見ると白い点がいくつか下の方にあります。そうなんだ、こんなもんなんだと、改めてホントのところに気付かされ、シャープを微妙に強めにしてはっきりさせたりするんです。そういうのが写真のおもしろいところであり、自分のフォトショの楽しみであったり。

 それにしても iPhoneカメラすげぇなぁとも思います。雨粒しっかり記録してるもん。
 ただ、せっかく性能がアップしてるってのに、iPhone で写真を撮る機会は以前ほど多くなくなっています。理由は自分でもあまりわかりませんが、「写真を撮る」よりも「メモを取る」代わりになっている現実は否めません。時間が取れなくて‥‥というのもあるかな。
 そんなこと思いながら、また改めて iPhoneいじったりするんですが、純正アプリ「写真」の編集機能がまたずいぶんいろんなことできるようになっていて驚きます。驚きつつも実際には使ってなかった‥‥というのが正解かな。
 色味や明るさ、コントラストなど、ほんのわずかな調整をするだけなんだけど、大画面でやるのが楽だからフォトショになるんです。でも iPhone の操作性も意外に悪くなく、これで済ませられるような気がしないでもないなぁ。あとはシャープやぼかしか‥‥。

 写真の話じゃなくて天気の話だったんです。
 まだ気温は低いんですが、こんな瑞々しく青い風景が目に止まり、バシャバシャという雨だれの音が耳に響き、わずかながらその冷たい水しぶきを肌に受けて、もうすっかり春だなぁと感じました。
 たぶんだまされてると思う。春の薫り‥‥とまではいかない。雪はきっとまた降るだろうし、気温だってしばらくは不安定だろうし、そもそもまだ2月初めだから。だけどやっぱり立春ともなれば暦のとおり春めくもんなんだなぁと思ってしまう。ここはだまされても、感じたとおり春が来たということでいいやと思ってしまうのです。そうすると前向きになれるから。

 暮れに書いた記事が、モレスキナリーに掲載されました。改めていろんな意味でいろんな方々に感謝感謝です。いつも同じようなことばかり書いていることを実感するんですが、今年はちょっと趣向の違う使い方などにも挑戦したいもんだと思ったり‥‥。
 あ、これもまた前向きになるチャンスをいただいたような気さえします。

“前向きな青い空” への2件の返信

  1. ありがとうございます。
    なかなかおじゃまできずに申し訳ありません。
    でもバナー写真を楽しませていただいております。

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