菜虫化蝶・旬の料理

 年度末のストレス‥‥。毎年のことですけどね。ここを乗り切らなくちゃ。少しでも仕事をしてくるか、よりは、やっぱりストレス発散の方を選択。3週間ぶりのウォーキングです。

 一昨日の朝、10センチもの積雪に一瞬やられちゃった気はしたけど、道路にはほとんどないし、結局夕方までには溶けてしまったし、いよいよ春だなぁと実感します。雪のほとんどなかった冬が終わるんだなぁ。未明の雨でしっとりしていて、朝の光がとてもまぶしく感じます。
 晴れてはいても、朝の空気はまだ冷たいからとダウンを着て出かけたんだけど、5分も経たないうちにしっとりと汗ばんできます。失敗しちゃったかな‥‥。でも路地裏とか日陰なんかをのそのそ歩いてると、また身体はすっと冷えてくる。体調管理とか微妙な季節ですね。

 野鳥のさえずりが森の中に響きます。ウグイスのホーホケキョも聞こえてきました。今季初かな。意外に近いようだけど、ちょっと見当たりません。
 辺りを見回していたら、あ、リスみっけ。動物たちも活発に動き回る季節になってきたんだなぁと嬉しくなりながらカメラで追うんですが、標準レンズだし突然のことだし、切り出してやっとこの程度‥‥。最近登場した 12-200mm の高倍率レンズがほしい。なんて言いながら 14-150mm って最近使ってなかったことを思い出したり。それで充分だよねぇ‥‥。

 春キャベツのシーズンを迎えますね。やわらかくてうまいよなぁ。虫が好んで食べるのもわかります。
 暖冬の影響で鍋物の需要が伸びなかったんだとか。お好み焼きなども意外に少なかったとも報じられています。キャベツ農家さんの悲鳴が聞こえそう。雪が少なくてスキー場もダメだったとか。これからは水不足が深刻になるんでしょうね。井戸が涸れつつあるという話も聞きます。キャベツだけでなく農家だけでなく、いろんな影響が出てくるんだろうなぁ。
 異常気象が季節感を壊していくような気がしますが、そこは人間にも大きな原因があるからなぁ。季節感がなくなっていくとか、旬というものが失われるとか、何だかもったいない‥‥。

 七十二候は「菜虫化蝶(なむし ちょうとなる)」。越冬したサナギが蝶になって飛び回るようになります。春到来って感じ。この時期はアサリが旬だとのこと。
 というわけで、昨夜はファルファーレを蝶に見立ててボンゴレ風のパスタを作ってみました。味はともかく、とりあえず目で楽しむことができました。こうした季節感って素晴らしいことだなぁと思います。
 山菜の季節がやってくるなぁ。自転車‥‥どうなったんだっけ?