翡翠睍睆

 寒い日が続きますね。良いのか悪いのか、雪も降るには降っているのですが昨日は5センチ程度。今のところは記録的?な少なさのような気がしています。

 この時期は何かと忙しくて、土日も仕事に出かけないと間に合わず、せっかくの三連休も何だかなぁです。日曜日の昨日はどうにか早めに区切りが付いて午後から帰ってくることができましたが、あぁもう明日からまた仕事か‥‥なんてガックリします。が、そうそう明日までの三連休だったんだと気付いてちょっと元気が出ました。

 というわけで三連休最終日はウォーキング。最近はカメラもぶら下げているだけというか、シャッターを切ることが少なくなったような気がしています。その代わり、あぁけっこう青いなぁとか、雪が降らないからつららもできねぇかとか、けっこう咲いてんだぁとか、写真に収めるのではなく、言葉に出して感心してる、かなり危ないおじさんと化しているような気がします。

 そうそう、意外に梅の花が咲いちゃったりしていてびっくりなんです。紅梅はね、いつも比較的早いんですけど、ずっと気温が低いから白いのはまだ先かなと思っていたら、日当たりの良いところは咲いちゃってます。何だか可愛そう‥‥。

 七十二候は「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」。梅に鶯、でもさすがにそこまではねぇ。
 木に近づくと、スズメの群れがブワーッと飛び立ちます。おおって思うと次はシジュウカラが飛び立ちます。でもまだ何か残ってる‥‥のがメジロでした。チャンス、でも普通のレンズだったので少しでも近づこうと思ったらメジロも大挙して次の木へ。それを追ってもまた同じ‥‥。
 ウメにメジロという気がしないでもない。春っぽい。メジロ撮りたかったなぁと思いながら、いつの間にかもう川沿いを歩いていました。普通なら橋を渡ったら望遠レンズに交換するのですが、もうずっと姿を見てないからまぁいいやと、一応は川面の方など気にしながら歩きます。
 と、おお!もう何カ月ぶりかでカワセミを見ることができました。川上に向かって元気に飛んでいきます。もうそれで充分だったのですが、とりあえずレンズを交換して川上に戻ってみましたがそこにはいなくてまた戻ってきて‥‥。

 途中「ピピッ」という鳴き声も聞こえたような気がして、あ、ひょっとしたら‥‥と最大倍率で川下からずっと舐めるようにファインダーを覗いていくと‥‥やっぱりいましたいました。真ん中にいます。肉眼ではもうぜんぜん遥か遠く。600(300)ミリでやっとこの程度。
 近づいたところで撮ることはできません。カーブの具合からもここからしか撮れず、ちょっと悔しいのですが、まぁ一応撮りましたと、いうことにはなりました。

 原寸で切り出すとこんな感じ。もう限界。限界ですが、昨年夏以来7カ月ぶり、今年初めて、けっこう嬉しいです。土日がんばったご褒美のような気もしますが、今日は早めに飲もうかなと、すぐそう思う。
 あれ? あれ? そして、微妙に目のかゆみ‥‥。