デズニーのハロインの

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 何かがめんどうになってきたと思う瞬間というか、「あぁオレ無理だわ‥‥」って感じたことはあるでしょうか。昔は何でもなかった虫とか植物とか、あるいは食べ物とか、仕事、人間、言葉‥‥。

 自分は最近その言葉がめんどうになってきたなぁと感じたりします。とりわけあのちっちゃい「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」などがつく言葉とか。
 ディズニーランドなんか「デズニー」でよくなりました。実際はコミュニティって言うけど「コミニュティ」でもいいし「コミニテー」までいったってかまわない。この歳になるともう「ティー」でも「テー」でもどっちでもええがなという感覚。Tシャツはさすがにテーシャツとは言いませんけどね。

 ある日、ずっと「T字路」だと思っていたのを、何かの拍子に「ていじろ」って入力してその瞬間ダサイなぁオレとか思ったんです。じじいかと。でも習慣ですぐスペースバー押したら「丁字路」が出てきて驚いてしまった‥‥そんなことがありました。速攻辞書引きました。
 えぇ〜っ!? 「T」じゃなくて「丁」だったの‥‥、つまり「丁字路」と「十字路」とが対になるってことねと、人生五十余年にしてその真相に行き着いたことに驚きにも似たヨロコビを感じたのであります。
 それまで、「ティーじろ」じゃなくて「ていじろ」だなんて全くじじいだなぁなどと思っていたものですが、意味を理解していなかった自分が今さらながらとても恥ずかしいと感じた瞬間でもありました。

 欧米化してかっこつけて「ティー」だの「ディ」だの「ウィン」だのって言ってる自分だけど、そういうのもめんどくさくなったおかげで、本来の意味を理解することができたというか、日本語すげぇなぁとも思ったり。いや勝手に間違ってただけですけど‥‥。

 以上、2月27日のメモより。

 とあるテレビ番組で「ていじろ」が笑いものになって炎上騒ぎだとの話ですが、自分もそうだったなぁと、このメモを思い出して書いている次第です。
 丁字路の写真を探したのですがなかったので、デズニーのハロインのヤツにしてみました。今日はユーは何しに?特製マーチンのテーシャツ着てます。ダブルフロントライトの。
 自分も5段変速・フラッシャー付き・セミドロップハンドルのダブルフロントライトでした。今思えばすげダサイったらありゃしないんだけど当時は大流行でしたからねぇ‥‥。それも Youが乗ると何だかステキなんだわね。ん〜カッコじゃないってことかな。
 「ティー」か「テー」かくらいのことで笑いものにしてたりすると、東京オリンピックがやってきても相変わらずエイゴがムリなニホンジンのままデスネェ、なんて思ったりもするのです。なまってても英語が通じるじいさんだったらステキ。サウイフジイサンニワタシハナリタイ。

 関東圏でしょうけれど、東京オリンピックに向けて英語を学ぼうという人がずいぶん増えているとか。オリンピックに限らず、日本大好きなYouは少なくないようですから、今後はふぐすまさだっていっぺくっぺど思うの。そん時あぱとぱしねぇように、自分も何とか通じるくらいのカタコト話せたらなぁ‥‥。でも恥ずかしがり屋さん。

“デズニーのハロインの” への6件の返信

  1. 今晩は。
    そう言えば、私はもう英語なんか殆ど話せなくなっているはず。
    初めてハワイに行った確か27の頃から、仕事でアトランタに行った40の頃、またCMの仕事で、カナダ〜NYに行った50の頃位までは、結構話していたと思いますが、もうダメですね。
    40の時、NYのBlue Noteで出演していたミュージシャンと演奏について、感想を話したなどというのは既に信じられなくなっているし・・・

    そう言えばT字路・丁字路って、一瞬あれと思ってしまいましたよ。

    — kantoshi

    1. いつもありがとうございます。
      違和感がないというか、kantoshiさん英語できますよね、というイメージです。
      っていうか、ミュージシャンと感想とか話してたって‥‥バリバリじゃないですかぁ。
      すげぇ‥‥。
      ちょっと逸れる感じですが、かつてHyperTalkとかやってた時代に、あぁプログラムって言語なんだぁ‥‥って思いながらやってましたっけ。一文の中の文法もそうでしたし、全体の流れもね、主語と述語があって、その間にあれこれ入れたりする流れもそうだと思ったし、コマンド?の単語の意味がわかってると、プログラムの幅も広がってきたし、ほんのわずかですが、英単語も何となく覚えたものです。日本語メニューをResEditで英語に書き換えて悦に入る、それも勉強だった。コンピュータやっててそんな感覚ありました。
      でも今はもう文章中に英単語書かないです。カタカナで済ます。コンピュータだってバリバリ日本語。

      そう思うと、ハワイやニューヨークではないけれど、自分の青春時代もささやかながら英語の時間があったんだなぁ‥‥としみじみです。

  2. ところが今ではあまり良く覚えていないのです。
    調べればと判るとは思うのですが・・・。
    著名なドラマー(Max Roachだったかな。)の奥さんを中心にした弦楽3重奏のJazzトリオでした。
    「非常にSpritualな演奏でしたね。」とか話した記憶です。

    HyperTalkとはこれまた殆ど忘れかけた単語ですね。
    多分System9の頃まで使っていたのでしょうかね?
    HyperCardの講習会で三春まで行った事を思い出しましたよ。
    当日佐藤B作がジャミネイターを持って来たような記憶ですが。
    本棚を調べたら未だ「HyperTalkハンドブック」が残っていました。

    —kantoshi

    1. でもすごいなぁ。日常会話でもたいへんなのに、気持ちを伝えるって‥‥。

      そうそうあの日はすごかったですねぇ。
      雪の降り積もる三春の夜空に、ジャミネーターの電子音が炸裂しましたっけ。笑
      数年前ですが、Mac雑誌は全部、関連の書籍もほとんど捨てました。
      でも別にしておいたものを忘れていて、そこに「HyperTalkハンドブック」がやはり残っていました。これは取っておこうと思います。
      ところでSE/30はどうなりました?
      我が家のSE/30DXはすっかり黄ばんでしまってその存在を消しているかのようです。
      もう何年もスイッチ入れてなくて、もうさすがに逝ってしまったかも知れません。

  3. SE30改は、引っ越して来てから捨てました。
    (他にPM8500改等諸々、まだ捨て切れないで残っているのは、ヒロマルさんから頂いたDuoとか。まだ何かあるなぁ。)
    いつか折を見てなんとかせねば・・・
    ハードウェアどころか、プログラム関連の書籍もごっそり残っているので何とかせねばいけませんわ。

  4. 自分も昨年かなり処分しましたが、まだまだ捨てきれずに残っています。
    あの頃はガワの段ボールでさえ宝物のようだったのですが、
    今や捨てるのにも金がかかってしまう困りものです。
    自分の場合、ソフトウエアCDなどの入ったパッケージなども相当あります。
    ガラガラポンと捨てられるならいいんだけど、手間暇考えるとなかなか‥‥。

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