青葉の頃、自然の恵み

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 さてさて世の中はゴールデンウィーク突入です。はい自分もです。カレンダーどおり、3日間、3日間、2日間の3弾ロケット式。昭和な私は「飛び石連休」なんて言葉がサッと出てきますが、間にちょろっと登場する平日の何と恨めしいことか‥‥。
 毎年毎年、今年こそは有給取ったるでぇと一応は思ってみるのですが、この平日が正に石のように岩のように「がん!」としてどいてくれなくて仕事に出ざるを得ず、実現には至っておりません‥‥。

 2カ月、3カ月近く、この日が来るのをホント待っていました。待っていたというわけではなくて、この日を目標にこの最後の山を登り切るために土日もなくもう必死だった‥‥うぅ。泣
 だから連休前夜は飲みました。思いっきりウチ飲みしたのです。
 やっぱ休みの前の日の夜が最高ですよね。帰って飲む、それだけなのに、果たして今日一日でこれ全部できるんだろうかと心配していた仕事の大波も、夕方までにサーッと引いていくんですからね。プリントやコピー、たった数メートルでもダッシュするするし。
 自分ばかりじゃなくてね、周りがみんなそうだから、効率よく回転していくの。みんな休み前の夜のために必死なんだよね。たぶん。

 つーことで、GW初日の昨日も気持ちよく歩きました。野山は若葉から青葉の季節へ。ウグイスに加えてホトトギスの鳴き声も聞こえてきます。と来たら初ガツオ食うしかないじゃないですか。一昨日は一段落したご褒美にカツオを準備していただきました。かあちゃんに感謝です。
 旬と言えばタケノコですね。もぉ大好き。あちこちからいただいてありがたくごちそうになっています。あれから5年が経ちました。タケノコは3年くらいから食べていたかなぁ。危険だという声もないわけではないけど、まぁ数値に出てこないんですからぜんぜん気にしない。

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 今はコゴミも旬ですね。実は昨年いいところを見つけたんですよ。でもこれは5年待った方がいいんじゃないかとなぜだか思いましてね、1年間待ち焦がれてたの。しかし、先日コゴミ食べたよっていう声が聞こえてきたのに、その場所には出てなかったんですよね。誰かが採ってしまったか、もしくはもう時期を過ぎてしまったのか、いやこれからなのか‥‥。
 1年待ってたのに‥‥ずいぶん心配しちゃったんですが、本日そこを通りましたところ‥‥くすくす、とりあえず一回り歩いてきて、最後にもう一度戻って採って帰りました。ひゃっほぉ。(^o^)/

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 そういうわけで、昨晩はもう旬尽くしの食卓。

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 タケノコの炒め煮。ご飯何杯もいける(でも夜は原則ご飯食べない決まり)。

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 山菜の天ぷら。コゴミはクセがなくて実にあっさり。厚切りのタケノコはホクホクです。思いがけずタラの芽もいただいていたんだそうな。

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 コゴミのおひたしは自分で茹でました。ちょっとしたぬめり、けっこう歯応えもあっていいっすねぇ。

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 前の晩にあまったカツオはニンニク醤油に漬けててくれました。唐揚げ風に揚げたものですが、これもいろいろはかどってしまいますな。

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 実は煮込たものもあるけどと、タケノコ再登場。とりあえず味見だけ。味が染み込むであろう今晩が楽しみであります。あぁ何というシアワセ‥‥。

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 そして、これらの旬を一層引き立ててくれるのが、ついに来た、三春だけの素材で仕込んだという純米大吟醸原酒「三春一と口(ひとくち)」。
 正直に言ってしまうと、どうも地酒三春駒らしいところから脱しきれない日本酒らしさが、自分にはちょっと。そして安くない。勢いで買ったというか‥‥。これは前の晩の印象。
 でも昨日は少し飲み慣れたところもあってか少々違う印象。海の幸よりも山の幸に合うのかも知れません。やっぱ三春だからかなぁ。ただ、名前とかは別にいいんじゃないかと。お値段の理由とかヘンに勘ぐっちゃう‥‥。