担々麺ふたたび

　というわけで、また行ってしまいました‥‥むらかみ亭の担々麺。
　今日は赤胡麻の予定でしたが、だいたい予想はつくもんだから、あえてやっぱり先に黒胡麻を味わってみることにしました。
　まずはスープ。改めてきちんと味わってみたらずいぶん香ばしかったです。

　ネギを崩しながら麺と絡めつつ‥‥どう言ったらいいんでしょうか、もう一気に食べすすんでいってしまう。そりゃそうなんだけど白胡麻とはぜんぜん違う香ばしさが、しつこくなく広がる感じです。
　ビジュアル的にはあれですがちょっとハマってしまいそうな予感‥‥。

　さて、担々麺好きなのでついてきます。辛いのがお好きな奥様に赤胡麻を譲ったかたちになりました。あかぁーーーい！ 紅葉中のモミジくらい真っ赤です。
　が、見た目ほどの辛さではなさそう。またまたぁ、強がり言ってんじゃね？ と思ってスープをひとくちいただいてみましたが、あぁなるほどその割ではないかも。

　ざっくり言うと、一般的な担々麺の辛さくらい、ってぜんぜんわかんねぇかな。食べすすんでいくと、最初の赤さがずいぶん和らいでるかなぁという気がします。
　どれもそうなんですが、最初に見たときは、白っ！ 黒っ！ 赤っ！ ってつい言ってしまうほど。でも全体を混ぜながら食べてみるとそれが中和されるかのようなうまさになっていくみたいな、そんな感じでしょうか。

　つーことで、はい白、黒、赤です。ひょっとすると、基本的には全部同じなんじゃないのかな。胡麻の層で色と香味の特長をうまく出しているような気がします。
　辛子ネギの上の、白胡麻、黒胡麻、赤唐辛子の演出も利いてるんだろうなぁ。

　もちろんそれぞれにうまいんですが、なるほど目でも楽しませてもらってるんだなぁと思います。前回挽肉たっぷりと言いましたが、それほどの量ではないみたい。ですが、おいしい担々麺。もうハマってる。次、赤胡麻食べなければ‥‥。