聖地・とら食堂

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 早いお昼を食べてはるばる来たぜ白河。MacBook Airのミラーリングができない‥‥。というかプロジェクタに信号が届かなくてあせるあせる。何で? 何で? 昨日届いたばかりの VGAアダプタか? と疑ったが、ケーブルを取り替えるなどしてもらったら映ってホッとした。んで無事業務終了。
 夕方4時から営業再開とのこと。行く! ぜったい行く! 予報どおりみぞれっぽい雪が降り、道路はシャーベット状になりつつある。平日だしおかげさまで客は少ない。滅多に来ない白河市。だもの聖地・とら食堂に寄らない理由がない。じゃぁワンタン麺で。

 手早く登場するワンタン麺。普通そうか。笑
 それにしても、この鮮やかさにすっかり目を奪われるのであった。はぁ‥‥。
 まずスープ‥‥いつものはし軒と比べるとずっと明るいさっぱり感。あ、やさしい。
 麺‥‥かなり透明感のある手打ち中細のやや縮れ麺。適度な歯応え。
 チャーシュー‥‥やや薄切り、味は決して濃くないんだけど食べ応え感がある。
 ワンタン‥‥あぁ餃子っぽい。これは好みが大きく分かれるところかなぁ。
 何か足りないと思ったら、あぁオプションの煮玉子をトッピングし忘れた。メンマ、ホウレンソウ、のり、いずれもやさしいスープと麺を邪魔しないなぁ。そうか、これがとら食堂だったかと食べすすめているうちに、以前食べたときの味が蘇ってきたような思いも。
 ちょっと贔屓目に書いてるかもしれないか。スープはもう少し醤油らしさが出てもいいかなと、麺は中太でもいいかなと、ワンタンはもう少しふわっとした感じでいいのかなと、そんなことも考えてみるんだけど、トータルでやっぱこれとら食堂なんだなぁというのが偽らざる感想。そしてやっぱりていねいなんだなぁと思う。さほどパンチは食らってないのにメロメロになってしまった‥‥。

 とら食堂‥‥村田や(とら食堂の暖簾分け)‥‥はし軒、という流れで考えたらどうかと思う。ざっくりと。村田やの味もなるほどねと思う。とら食堂の味がもう少しはし軒よりになったらいいのにと思う。でも、それが村田やではないんだなぁ。
 ずいぶん丸くなってきたかなぁと思っていたけれど、はし軒はやっぱり少しとんがってるように感じる。でもとら食堂はとら食堂。はし軒ははし軒であっていいなぁと思った。どちらもていねい、までぇなんだなぁ。
 まぁそれにしても、とら食堂ワンタン麺のビジュアルスげぇ‥‥。スープは黄金色に見えたもの。やっぱ聖地か。

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 のんきにワンタン麺食べているうちに、雪はどんどん降ってきてしまった。帰りは素直に4号北上。往路1時間半のところ復路はトロトロ2時間半。腹ごしらえしておいてよかった‥‥。(大丈夫、信号待ちです)
 オレの記憶によれば、前回のとら食堂はもう十数年前かも‥‥。ケガして部活の大会に出られない娘を連れて応援に来た帰りのことだったもの。味は何となく思い出したような気がしたんだけれど、うまいの間違いありませんというこの鮮やかさは甦ってこないんだなぁ。どんどん進化してきたっていうことか。すごいなぁ‥‥。