今年のノートに感謝

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 12月入りと同時に2015年版の新しいノートに移行しました。1カ月前倒しで使えるように準備してきた自作スケジュール帳。新しいノートに付きもののわくわく感と同時に、今回は妙なこそばゆさがはんぱなかったです。これって自作故の楽しみかも。
 なもんで、12月はお試し期間のつもりだったのに完全移行の意欲がとても強くて、最後まで使い切るつもりだった2014年版のノートがお役御免色濃厚になってしまい、さぁどうなるものかと自分なりに見守っていたんですが、うん、しっかり最後までたどり着きそうです。やっぱり達成感あるなぁ。

 どっちつかずのまま何冊もの手帳をふらふら行き来するよりは、もう一本化の方が潔いと思わないでもなかったんだけど、このノートたちは1年間ずっと苦楽を共にしてきた戦友であり仲間であり家族でありますから、そう簡単にスパッというわけにはいきません。
 やっぱり最後までいっしょにゴールを目指したいし、そのゴールが目前というところで今さらリタイヤなんてねぇ‥‥。

 デイリーダイアリーというのは確かにきついところはあります。毎日毎日、その日その日の空欄を埋め尽くすだけ‥‥という感覚になったりして。しかし前日がどうであろうと、また真っ白なページに向き合える。真っ白なところに書き込めるという安心感があるんです。
 ダイアリーじゃなくても、普通のノートにその都度日付を入れながら1日ずつ1ページずつ積み上げていく方法もまぁなくはないですかね。でも書かないで日付を飛ばしてしまったら取り返しがつかないんだよなぁ‥‥なんて心配をするところがやたら細かい自分らしいと思うのです。ダイアリーというのは日々のスペースがしっかりと確保されている、そういう安心感なんじゃないのかなぁ。
 いずれにしても、1年続けてくると立派な一冊の本になります。中身はそれこそ徒然なるままに書き留めていることだから、ストーリー性も何もありません。思いつきで脈絡もなく何でもかんでも書いておくから検索性も極めて悪い。ただ、小説などよりもずっと奇怪である自身の事実ですから、あの日のことをまざまざと思い出させてくれてなかなかにおもしろい読み物なのです。こっそり読むからなお楽しい。

 そんな1冊(数冊か)が間もなく書き上がるわけです。毎日毎日ダイアリーに向き合わないと、この日は迎えられません。たまに2日分をまとめて書くときもありますが、それが続くと自分が負けてしまうのでそこは闘いですわ。そういう波は何度もあります。そこを乗り越えると、1年間書き続けるという目標が一層強い・大きいものになる。そして大晦日の分を書き終えたら何よりの本になる。そんなノートに今年も感謝感謝なのです。

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 一方で、とりあえずお試しで使ってみてきた2015年自作ノートは1カ月になろうというところです。老化してくるとサッサと書き終えることさえ容易でなく時間ばかり失ってしまうことを懸念してそれを多少なりとも改善すべく‥‥という計画どおり、これ1冊でいいじゃんという好スタートを切ったはずでした。冒頭のとおり。
 ですが、これまでの複数冊態勢が身についてしまっていて、何とも物足りないというか、これで大丈夫なのかと不安に駆られたりするもんです。1週間、1カ月、結局以前のスケジュール帳にも増してグワーッ!と書きまくっているだけだから、どうもこれ1冊というわけにはいきそうもないというのが現状です‥‥。
 もともと他に健康管理用のノートは準備していますけれど、ん〜買い置きのノートからひとつ選ぼうかなと画策しているところです。

 ま、来年のノートについてはまた新年に改めてということで、今年のノートのまとめはこれでおしまいです。来年もまた少し態勢は変わりますが、こうした充実感を味わうことができるよう、自分らしくしっかり続けていこうと思います。なんか作文みたいですが。