やきとり屋台

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 今日は、トリ、カシラ、トリカワ、ナンコツすねぇ。何にいたしやしょう。へい、カシラ3本、ありがとうございます。やきとり屋台で一杯ひっかけるオレ‥‥。
 肉食いてぇって話から微妙に枝葉が広がりまして、さっそく同僚が「やきとり屋台」を貸してくれました。焼かないわけにはいかない。っていうか焼きたい。串を刺すところからとも思いましたが、近くの肉屋さんでは串に刺した状態でやってくれるとのこと。やっほぉ。

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震災14日目・2週間を振り返り

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 早いものであれから2週間になる。原発事故によって地震や津波による被害への対応さえできないでいるのが福島の哀しい現状だ。原発さえ何とかなれば‥‥と思っていたんだけど、逆に被害は拡大するばかりで、原子力発電の怖さにただただ怯えているだけの日々になっている。果たしていつになったら落ち着くものやら。
 震災について2週間書いてきた。長期に及ぶのは間違いない。細かいことはキリがないので、今思っていることをざっくりとまとめて、今後はその時々にお伝えしたいと思う。

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震災13日目・悔解懐壊戒

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 部屋の片付け‥‥。先日書いたようにいろいろあって遅々として進まない。わかっちゃいるけど進まない。平日は帰宅後さぁ片付けようなんて思えないから無理しない。週末がんばる予定。
 山ほどの(今となっては全く不要の)資料の他に、もうひとつ処分しなければならないモノがあるのだ。どういうわけか集まってきちゃった「Macintosh」シリーズがそれ。あえて具体的には書かないが、これらは本体の他にいろんなケーブル類とか周辺機器とかもセットだったりするから、かなりのスペースを占有してしまっていて居心地が非常に悪い。あぁそれなのについつい今の今まで‥‥と「後悔」するばかり。

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震災12日目・新しいいのち

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 地震のこととか災害のこととか、あんまり書きたくなくなってきた。放射線なんかも数値は確かにそうだけど、だからどうなるもんじゃない。現場で起こっている状況も見ずして何をかいわんやだ。みんなそれぞれの立場でがんばってるのはわかるんだけど‥‥。
 さてさて、JAMSS・有人宇宙システムが数年前に企画した「花伝説・宙へ」というプロジェクトに三春の滝桜も参加した。宇宙から還ってきた滝桜の種を譲り受けて実際に蒔いたところ、その中のいくつかが発芽した。昨夏の暑さにも耐え冬を迎えたが、まだ地植えするには早いからと、別の場所で初めての冬を越した。その桜が今日戻ってきた。

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震災11日目・気がかり

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 また大きく揺れてぶっ倒れるんじゃないかという気がして、それとまとまった時間が取れなくて、片付けないでいた2Fの一角。気がかりではあったのだけれど生活に特別な支障もないもんだから‥‥。でもさすがに先週末あたりからそうもいかないと思うようになり、昨日からようやく片付け始めた。
 正直なところはめんどうだったのだ。何がめんどうかと言うとネットワーク配線。特別なネットワーク環境があるわけではないんだけれど、一時期あれもこれもつないでみたい病にかかっていて、まぁ一般家庭では考えられないような数のケーブルがあっちこっちに‥‥。

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震災10日目・ついにお買い物

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 明日は仕事だという人もいるので、今日のうちに墓参りをすることにした。お供えというか実家に何か買っていくつもりで、とりあえず近くのスーパーに寄ってみたら、普通に営業していてちょっと興奮してしまった。大盛況だった。
 振り返ってみれば地震発生以降初めてのまともなお買い物だ。10日ぶりの買い物なのだ。うぉーっ肉じゃぁっ!卵こんなにあるじゃん。豆腐一丁食ってみてぇ。生鮮食品を買ってこんなに興奮・感動するとはなぁ‥‥。買いだめのつもりはないんだけど、ついつい福沢諭吉のお世話になるほどだった。

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震災9日目・隣組

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 あと3週間、何事もなければ会計を締めて最後の広報配達をして、お隣さんに隣組長の任を引き継ぐはずだった。例年その前に全戸集まって懇親会を開き、隣組の運営などについても話題にしながら、楽しくその労をねぎらっていたのだが、今回ばかりはさすがに見送ることとなりお知らせの文書を配ってきた。
 もちろん4月になれば隣組長はお隣さんに引き継がれるのだけれど、懇親会を開催できないまま‥‥というのが心残り。軒数にして12軒、そのほとんどが夫婦揃って参加してくださるから、みんなそれなりに楽しみにしているんだよなぁ。

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震災8日目・Fukushima 2025461

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 避難者の生活を守るため、たくさんの人によってさまざまな支援が行われている。
 水が流れにくいからと下水道の点検をする人、臨時の固定電話を敷設する人、仮設トイレの見回りをする人、洗濯機を運び出して設置する人、物資を運ぶ人、自立のため掃除をし調理をする避難者自身も、みんないっしょうけんめい自分の役割を果たしている。
 命がけでこの危機に立ち向かう「Fukushima50」の活躍に俄然注目が集まっている。原発被害に怯えている我々にとっては、最後の頼みの綱なのだ。彼らの作業が成功することはもちろんだけど、仮に失敗したとしても、Fukushima50は我々のヒーローである。

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震災7日目・爆睡

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 三春町での安定ヨウ素剤配布が少し話題になってるようだ。拙速感は否めないとしても、町が町民の健康を考えて対応してくださったことに自分は深く感謝している。そういう町だから、自分はここで生活し続けたいと思うのだ。家族にも異論はない。自分たちの町なのだ。
 さて、幸い今のところ大きな被害はなく、町を挙げての避難者支援もできている。心配なのは交通手段そして物資不足。JRの線路はすっかり錆び付いてしまっていてちょっと悲しい。例えば郡山−船引間だけでも運行されればと思うんだけど、まぁ危険箇所の点検や復旧工事など、そう簡単なモンじゃないからなぁ。

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