余震続く

110312

 凄惨な状況は正直なところもう見たくありません‥‥。沿岸部の津波、都市部での家屋倒壊など、三春はそうした被害は比較的少なく、ライフラインもおおむね問題なしでした。もちろん状況は個々に違いますから、それが全てではないのですが。
 今日は家の片付けをと思っていましたが、原発地域から避難してくる方々を受け入れることになったため、急きょ出ることになりました。受け入れるとは言っても、申し訳ないけれども雨風をしのげる場所を提供するだけです。体育館にシートを敷いたり、格技で使う畳も敷いたり、体育のマットを敷いたり、ありったけの暖房器具も準備して‥‥。

 着の身着のまま避難してきたわけですから、水や食糧、防寒着や毛布など、町が地域に呼びかけて集めてはいるのですが、たぶん追いつかないかも知れません。トイレもこうした状況など想定していないですから足りません。でも、どうか我慢していただくしかありません‥‥。

 どうにか一段落したところで帰ってきましたが、自分たちの生活も心配になってきました。スーパーやコンビニの食料品がどんどん消えています。仕事だ、消防だとみんな出払っているので自分たちのそうした準備ができないでいます。
 避難指示が10kmから20kmに拡大したと聞いて、いやまだその距離ではないけど、じわりじわりと何かが押し寄せてくるようで、ものすごい恐怖感を覚えるようになりました。
 余震が続いています。ずっと揺れっ放しのような気さえしています。またあの大きな揺れがくるのではないかとホント不安がつのるばかり。長期戦になります。前向きに行くしかありません。

“余震続く” への4件の返信

  1. かなり揺れたいみたいで、とても大変だったのではないかと。
    可能なら、避難場所でもネットが使えるPCを何台か開放できるようにしてあると、連絡手段や情報収集手段がが増えて良いかもしれません。
    ぜひ、ご検討を。

  2. ありがとうございます。
    できればその環境を提供したかったのですが、残念ながら県内全域を網羅する教育系ネットワークが停止しておりお手上げです。状況は不明‥‥。

  3. 出きる事ならすぐにでも駆けつけたい・・・
    どうやら家族の無事は確認したものの、今後の不安は増すばかりです。
    そんな中で状況を伝えてくれているこのブログに感謝です。
    仙台在住時の地震の恐怖がよみがえってここは大丈夫とはわかってもショックと恐怖に駆られます。
    大変な状況だし、軽々しく頑張ってなどと言えませんがみんな見守っていますからね。
    早くこの災害が思い出話になってくれるよう願います。

  4. 帰って来ちゃダメだ。家族の無事さえ確認できれば、あとはじっとしていてもらった方がいい。気持ちはうんとわかる‥‥福島も仙台もだもんなぁ。
    こっちはこっちでがんばるから、どうか原発が1分でも1秒でも早く落ち着くよう祈っててくれ。あ、ちょっと涙が‥‥。

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