八十八夜

110502

 季節が変わる‥‥ってここしばらくの間に何度となく言ってましたが、今日は八十八夜・夏も近づいてるんだものそりゃそうだわなぁ。
 とは言え夏らしさは全く感じない今日の天気。もう少し回復するのかなぁと思ってたんだけどほとんど晴れずに終わっちゃった。でも決して春っぽいわけじゃないんだよねもう。

 まぁ何はともあれ連休の中休み。休みの休みって話もねぇべと思ったりしますが、また3連休ですから今日1日くらいどうってことありまへんがなと出勤っす、正直なところ。1日頑張ればムフフのフですから。
 んで今日もお待ちかねの晩ごはん。いや居酒屋自分ち。最近はビール類よりも福島の酒を仕入れております。地元でこそ、こういう時こそ地酒を飲まなくちゃねぇ。
 これは二本松市の人気酒造という酒蔵で出してる「人気一純米吟醸」ってもの。このロゴ、以前友達のとこで飲んだことがあったけど、焼酎だったような記憶が‥‥。でもこんな酒蔵があったんだねぇ。
 それから、本日仕入れてきたんだけど「I love you I need you ふくしま 純米吟醸酒」なんて酒まで登場しました。中身は花春ですけどね。明日以降紹介できれば‥‥。

 知らない酒蔵もさることながら、福島の酒、かつては旨いなんて思ったこともなかったんだよねぇ。若い頃、まだビールは一般的じゃなかったんだなぁたぶん。いやもちろん自分たちはビールを好んで飲んでたんですが、このあたりではお茶代わりに日本酒が出てきたもんですよ。お茶だからコップじゃなくて茶わんなんだなぁ。いやもうけっこうですなんて、やっとこさ一杯飲み干して断るんですが、お茶は一杯ってことないんだ、二杯飲まなくちゃならないんだって言われてまた‥‥。二杯飲んでもういいですって遠慮しても、もうちょっと、もうちょっとって結局三杯くらいは飲まされる。おいしいと思ってるわけじゃないから気持ち悪い‥‥。自分の中で日本酒のイメージは悪くなるばかりでした‥‥。その後、特級、一級、二級なんて区分がなくなって、吟醸酒なんてのが登場するようになって、そこでようやく「あぁ日本酒ってこんなうまいものだったんだ」と思うようになった次第。
 まぁそんなわけで、あの頃イヤだと思ってたいろんな地酒が、今改めて飲み直してみると意外にいけるんだよねぇ。なもんだからついつい地酒付いちゃったりしてるんだけど、福島の酒、やっぱいいわ。夏に向けてビールの需要が増加するんでしょうけれど、冷やでやる日本酒もいいもんです。お茶代わりにとは言いませんが、ぜひ飲んでみてほしいものです。