検証1・2冊態勢ってどうよ

110630

 今年・2011年は、ほぼ日手帳2冊態勢でスタートしました。オリジナルサイズに加え新登場したWEEKSです。まずはこうなった経緯を少し振り返ってみます。
 2009年はオリジナルサイズ1冊でした。これに集中したおかげで1年間使い切ったヨロコビがすげ大きかったことを覚えています。と同時にいくつかの不満というか、いや逆にもっと高い目標ができたんです。

[2009年の反省]
 ・記入スペースがもっとほしい
 ・別冊的に自作していた月間カレンダーを吸収したい
 ・A5判というサイズが魅力的だ‥‥実は2009年にカズン挫折 _| ̄|〇

 というわけで2010年は、ほぼ日手帳カズンに再チャレンジする形になったんですが、これも自分としては使い切った充実感はありました。が、単純に倍の面積になったカズンには、次のようなそれ以上の課題も感じたんです。

[2010年の反省]
 ・とにかく重い‥‥でも持ち歩きたい
 ・月間、週間、1日1ページ‥‥何でもかんでも
 ・週間は馴染めなかった‥‥再チャレンジしたい
 ・ハンドリング‥‥オリジナルにはかなわない
 ※新登場のWEEKSへの期待も

 さて、こうした課題が全てクリアできると思ったわけではないのですが、公私の棲み分けという観点からも、だったら2冊でいってみようということで、2011年はオリジナルとWEEKSとの2冊態勢でスタートしたのです。
 まだ半年ではありますが、1年経ってからの判断では遅すぎますから、このあたりで振り返ってみようと思ったわけです。

[2011年の反省・中間]
 ○自宅置き(オリジナル)と携行用(WEEKS)と、内容も含め線引きができた。
 ○カズンと比べればどっちも軽い。特にWEEKSはタフだとも思う。
 ○月間で捉える感覚が週間にシフトして、短期間で考えられるようになった。
 ●線引きできたはずだったが、情報をそっちこっちに書き込む非効率性。
 ●と同時に、ダブって書き込むムダ・不経済性。
 ※WEEKSは手軽なんだけど‥‥、2冊態勢はどっちつかずという気も‥‥。

 2冊ということが、効率性・経済性を損なっているような気がします。2冊が悪いのでしょうか。それとも組み合わせが悪いのでしょうか‥‥。スケジュール的な使い方を前提に、ほぼ日の他の組み合わせも考えてみました。

 〇 WEEKS & カズン
 ・カズンの中にある週間ページで足りてしまうじゃないか。
 ・主と副の関係? 2冊にする意味が見当たらない。

 〇 WEEKS を2冊
 ・さらにどっちつかずじゃないか。
 ・やっぱり2冊の意味がない。

 〇 オリジナルを2冊
 ・あれ?何となく興味はある‥‥。
 ・でもあり得ないかぁ‥‥。

 〇 何か補助的な別のもの
 ・付せん紙やメモ用紙などは常用してる。
 ・別の1冊ではなくメインの1冊を助けること。

 ほぼ日にこだわるわけではないのですが、他のスケジューラも含めて、どうも2冊態勢というのは自分にとって管理がたいへんだということがわかってきたような気がします。サイズの違い、内容の違いこそあれ、結局のところ1人で複数のスケジュール帳というのはあんまりよくないね。ただし、あくまでもアイディアノートとして使っている手帳、例えばモレスキンなんかは別。

 とうことで、2012年は「基本は1冊のスケジュール帳」でいいのかなと考えます。もちろんその1冊に集約できるとは思わないので、補助的な何かは必要ですね。
 詳しくは別に検証しますが、WEEKSにはWEEKSなりの良さを感じてはいるのです。何せ初登場でしたから、2年目に向けてユーザからさまざまなアイディアが寄せられているのは間違いありません。その2年目のWEEKSに期待するところもあるのです。