ぐい飲みありがとう

　こんな時期に県内一斉の人事異動発令があって、少々落ち着かない日々を送っております。自分が異動するわけじゃないんだけれど、周りもけっこうたいへんなんだよねえ。
　もちろん異動する当の本人は大忙しです。なのにわざわざ時間を見つけてあいさつに来てくださった方がいらっしゃいました。
　せっかくだから、麦茶の一杯も飲んでいただきながら、思い出話とか赴任先の話とかしてこの先の活躍なんかをね、まぁいろいろ励ましてあげたかったんですが、お互い今の状況は知ってまして、ホントにもう玄関先の立ち話で申し訳なかったです。

　しかも、こちらこそ餞の準備をしておかなくちゃならないのに、逆に「お世話になりました」なんていただき物をしてしまって、すっかり恐縮してしまった次第です。
　そんな恐縮しちゃう出来事、そのときけっこう気にはするけど意外に引きずらないタイプ。(^^ゞ　今晩はさっそくそのいただき物でぐいっとやることにしました。会津本郷焼の「酔月窯」いい名前じゃありませんか。

　以心伝心とでも申しましょうか、カツオを用意したとのメール。実家からニンニクをいただいたので、がっつりすり下ろして食べようって話らしい。それはそれは願ったり叶ったりなのであります。

　話は変わりますが、１年を３カ月ごと区切って1/4ずつ、しかも起承転結的に考えるのって何となくわかりやすいんだけど、今年度に限っては今月末・４カ月となるこのタイミングが結果的にいい区切りのような気がしてきました。あくまでも先月や来月と比べての話ですけどね。1/3過ぎたんだ、あと2/3ってすぐじゃね？ 単純にそう考えられるから。
　このへんで一度区切りを付けて、スタミナを付けて、元気を付けて次に臨むのがいいかなと。良くも悪くも仕切り直しです。辞令の出た方々は週が明ければ自ずと新しい環境での仕事が始まります。心機一転ってヤツでもあるかな。残った自分たちは‥‥いわゆる新年度を迎える感覚とは違うから、職場のみんながいっしょにスタートラインに着くわけじゃないから、そこらへんがね、微妙なんだよね。その微妙なズレを、８月の末頃までにはさ、お互いに調整し合って、そうしてまたみんなで新しいスタートに立つ、そういう区切り方がしやすいかなと。今年度半分よりは前にね。こうして言うほど簡単じゃないんだけど、でもそれぞれがこの区切りを意識しさえすれば、って感じ。

　今日はそんなウダウダを考えるために飲むんじゃありません。いいヤツだった、元気で頑張ってほしい、オレも少し気持ちを入れ替えないとな、まぁそういうこと。
　で実際、酔月窯のぐい呑みに出羽桜、今日は特別にうまい！