立夏・E-M5 初撮り

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 待ってましたとばかり、朝のうちに約2時間のウォーキング。いつものようにカメラを片手に‥‥でも E-M5 はホントにちっちゃくて自分としては理想のスタイルです。ただ、見た目ほど軽くはないですね。
 グリップがかなり小さいので、パワーバッテリーホルダーも付けたんですが、とりあえずはそのうちのグリップ部のみ付けています。バッテリー部も付けると長時間撮影も可能になりますし縦撮りも楽になるんですが、ちょっと仰々しい感じがして‥‥。必要に応じて取り付けようと思います。

 陽は差すんだけど何となく曇りがち。風が強くて撮影にはちょっと不向きでした。が、キットレンズの ED 12-50mm/F3.5-6.3 EZ はハイスピードイメージャAF で小気味よくピントが合うので、風が止まる一瞬を狙って被写体を捉えることができました。

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 今回からアスペクト比を 4:3 → 3:2 にしました。E-620 でも可能だったんですが、何かちょっとめんどくさかったんだよね。
 内蔵EVF(電子ビューファインダー)がかなり明るくてフレーミングやピント合わせがしやすいですね。アイセンサーが付いているため、背面モニターを表示させていても目を近付けるとEVFに切り替わるなど、自然に撮れる感じもいいです。
 可動式の背面モニター、縦撮りの方向には動いてくれないから不便かなと思いましたが、大型のモニタでやはり明るく表示されるからそれほどでもなかった。やっぱ一昔前のカメラとは違うんだねぇ。(^^;

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 いつものだいす木。若葉をまとい始めました。やや青みがある空と雲と、どの程度の色になるのかと思いましたがまずまずだと思います。
 カメラもレンズもその特性というかクセを覚えないと、思っているような写真にならないのですが、これは思いのほかきちんと撮ってくれるような気がしました。E-620 と比較するのはヤボなんでしょうけれど。

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 ローアングルも背面モニターで楽ちんになりました。一眼レフに切り替えたときファインダーで撮るというのになかなか慣れなかったんですが、こうしてまたモニターで普通に撮れることを知ってしまうと‥‥。そもそもメガネが邪魔なんですよね。でも今は老眼が進んでしまいモニターで撮るのも一苦労だったり‥‥。
 それにしてもこのタケノコ、何とも恨めしい限りです。

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 このレンズは電動でなめらかにズームしてくれます。基本的に動画用かな。静止画はやっぱり慣れた手動ですね。電動だとバッテリーの消費も早いだろうし。これは切り替えて使うことができます。沈胴式でズームしてもレンズ全体の長さが変わらない。けっこう好きです。
 そしてマクロモードへ切り替えることもできます。そこそこいけますねぇ。っていうか広角から中望遠域まで、加えてマクロって、使い勝手としてかなりいい感じだと思います。また、カメラ本体にデジタルテレコン機能があり、画質にそれほどこだわらないのであれば望遠側 200mm までいけるんですよ。
 今日の写真は全てこのレンズ。プログラムモード、ISO オート、WB オートと、全てカメラ任せでした。おおむね見た目どおりの発色ですし、これ1本でかなりのことができちゃう。

 今日はあまり撮れませんでしたが、E-620から乗り換えた自分としてはすっかり満足しています。そしてキットレンズの ED 12-50mm/F3.5-6.3 EZ もなかなかだと思います。これからデジタル一眼カメラをと考えていらっしゃる方にはオススメだなぁ。
 唯一気になったのはバッテリーの消費。フル充電して80枚くらい撮ったんですが、バッテリレベルがひとつ下がりました。E-620 なんかはなかなか減らないですからね。大型モニターや EVF などバッテリを消費するものが少なくないからねぇ。予備のバッテリーも準備しておくのがいいでしょう。

 いつものポイントでちょっとだけ待っていたらカワセミがついに現れました。数カ月の間には大雨もありましたから川の様子も変わっています。どれを止まり木にするんだろうと思っていたら意外にもかなり近い桜の木。
 これにはお互いに驚いて、カワセミは一瞬の後川上へ戻っていってしまいました。しばらく待っていたりするとまた飛んでくるだろうとは思いましたが、今日のところはその存在を知っただけで充分です。いろんな意味で楽しみが増えました。