がんばれがんばれりん

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 寝ずの看病‥‥の女性陣。寝たりフラフラしたりを繰り返し、結局点滴の針は外れてしまったとのこと。でも朝方ようやく水を少し飲んで落ち着いたらしいです。飲むと言ってもわずか数滴なんですが、そのせいか昨夜の顔よりもずっと穏やかに見えて、これは良い方向に向かってるんじゃないかと期待して病院へ。
 徹底して温水ボトルを当てていた甲斐あって、体温が約1度上がっているとのこと。おお! それでもやっと36度5分。猫の平熱は38度5分だそうですから昨日の35度台がいかに低かったかと‥‥。

 まぁそれだけでもすごく嬉しかったんですが、全体的な体調はどうしても下降線‥‥。嘔吐はないんですがおしっこが全然出ない。尿毒症とかもういろいろ併発しちゃうんだなぁって、そういうことばかり考えるようになってきます。
 おしっこはぎゅっと出していただいて、点滴の針も入れ直していただいて、今日も小一時間リンゲル注入。とにかくあとはもうりんがどれくらい頑張れるかなんです。明日はお医者さんが休みなんですが、用事があって出かける前、朝早くに診ていただけることになりました。感謝。

 昨日と同じように交代で看病です。今日はお姉ちゃんもいるので三交代制。いつどうなるかわからないけれど、明日からの(休みの)予定も話し合います。
 自分は隣に寝そべってうつらうつらしながら看ているのですが、居間の方から掃除機の音に紛れて娘の泣き声が聞こえてきます‥‥。何のかんの言っても一番面倒を見ているのは彼女だから。だからなおさらかわいそうで、息も絶え絶えのりんの顔を間近に見ながらその声を聞いて自分までこみ上げてきてしまいます。笑っていようと思うんですがね‥‥。

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 確実に体力が落ちている。弱っている。相変わらずフラフラ起きあがるけど、わずか30センチ50センチくらいしか移動できない。それでも水を飲まなければといつもの餌のところへ行こうとします。水の入った皿を抱えるようにしてバタン‥‥。
 飲む力もないので抱き上げて、スポイトで数滴口にふくませてやります。この1滴が魔法の水なんだと思って、きっと回復するはずだと思ってふくませてやるんです。それでやっと口を動かすような状態。大丈夫、魔法の水を飲んだんだから‥‥。
 りんの身体はもう首のすわってない赤ちゃんみたくくたくたなんですが、またそっとふとんに戻してやって、温水ボトルをあてがって寝かしつけ、でも数分後にはやっぱり身体を余して抜け出す、その繰り返しです。
 連日こういう話ですみません‥‥。

“がんばれがんばれりん” への4件の返信

  1. 朝5時、りんは安らかな眠りにつきました。
    ありがとうございました。

  2. ご冥福をお祈りします。
    りんさんもhiromaruさんの家族になれてうれしかったと思います。

  3. りんちゃんがんばりましたね。
    hiromaruさんたちも。

  4. papaさん、凜々子さん、ありがとうございました。
    りんはほんとうに最後までがんばりました。
    いい歳して自分ががんばらなくてどうするんだと
    今は思っています。がんばれがんばれ。

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