自由だからこそ

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 ほぼ日手帳を卒業する方向であれこれ考えるにあたって、モレスキン・デイリーダイアリーの新しい使い方を模索しています。挫折に挫折を重ねちゃっているんだけど、ラージサイズのデイリー・ダイアリーがやっぱりしっくり来るんです。
 おおむね3月までで止まっていたこのダイアリーをですね、実は8月から再開していたんです。と同時に Hobonichi Planner はスパッ!と7月をもって使用中止。その後約1カ月間使ってきて感じることは、これまでどおりに使っている限りではどっちでも大差ねぇかなぁということ。

 ほぼ日の文庫本サイズって、モレスキンのポケットサイズと大きさはそれほど変わらないんですよね。だったら、コンパクトなポケットサイズのダイアリーを選択するという方法もあるんじゃないかと思いました。でもいずれスペース不足を感じて途中でラージサイズに移行‥‥なんて心配が。
 ちなみに Hobonichi Planner は 4mm 方眼。モレスキン・ルールドは 6mm 横罫。この違いが想像以上に文字数の差に表れると自分は思っています。ほぼ日に書く自分の文字は小さすぎてあとで一層つらくなってしまうのです‥‥。
 さて、そこで、そもそも自分はいったいここに何を記そうとしているのか、そこを再確認してみることにしました。すると大きく4つに分けられそうなので、だいたいこれくらいかなぁというところに鉛筆で線を引いてみましたところ、上下は2対1、左右は1対2になったんです。
 写真なんかでも3分割法で撮るとそれなりに見えるように、ノートも何となく気持ちのいいバランスになりまして、実際1日使ってみましたところ意外に好感触だったっす。

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 実はこの4ブロックのうち一番大きいところというのが、モレスキンのポケットサイズ大であることにも気付きました。ということは、ポケットサイズのダイアリーではとてもじゃないけど対応できそうにないということもはっきりわかりました。

 方眼罫だと何かにつけて四角く囲ったりするクセがあります。無地の場合はもうメチャクチャ間違いなくて、文字の大きさは揃わないし斜めに書いてしまうし。そして罫線のノートになるとどうしてもダラダラの文章になってしまうのです‥‥。なぜだか決まってそうなります。

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 ラージサイズのデイリーダイアリーはルールド。従ってとある一日の出来事はこんなふうに文章化されるわけです。頑張って頑張ってもせいぜい色分けするのがやっと‥‥。(^^ゞ
 それが、4分割法にした途端に箇条書きみたくなりまして、走り書きのようなところもあるんですが、それでもこっちの方が断然わかりやすい。あぁ今までどうしてこんな書き方に気付かなかったんだろう‥‥。

 ほぼ日は毎日のページこそただの方眼罫ですが、ここはToDoに使えますよ、今日は祝日ですよ、その他のページにこれを書いてはどうですか、月間カレンダーも使えますよ、などというふうにきちんとお膳立てされている安心感があります。毎日書かなくたっていいよと言われるからなおプレッシャーを感じにくい。
 が、ある程度使ってくると手帳思春期なんぞを迎えるもんでして、もちょっと自由にさせてよという思いも強くなるんですな。大人ぶってみたい。だけれど少し発想を変えないと手を余してしまう‥‥。自由だからこそ自分なりのスタイルをしっかり見つけ、続けられるようにしていかないとダメなんだなぁと改めて思います。自主・自律だわ‥‥。

 ってことで、さらなる自主・自律をめざし、来年は(現在すでに始まっていますが)ラージサイズのデイリーダイアリーでいくことほぼ確定。携行します。
 スケジュールは今の状態がずっと安定しているようだから、スケジュール(ウィークリー)&ノートのソフトカバー継続確定。これも携行。
 それと、これも8月から試用しているパッションダイアリー・ウェルネスも確定。これは書き込んでいく量とかじゃなくて、意識を高める用です。自宅置き。

 あとは必要に応じてノート類なんですが、何かにつけてちょろっと参照したい資料なんかがあるものです。貼り付けたりして見るようなもの。それは単年より数年使うようなものも少なくないので、あまり厚くなく手軽に携行できるようなものをひとつ検討中です。
 これまでノーマークだった「ヴォラン」が現時点では第一候補。