あづまってみね?

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 開催を危ぶむ声もあったけれど「大丈夫晴れるから」という期待どおり穏やかな週末を迎えた金曜日。台風‥‥いや熱低一過。恒例の年度総会が開催されました。参加者数は年々減少していて、だいぶ少ないな‥‥という声もまた恒例となってしまっています。10人に満たないこの会合でさえ「すごい出席率」なのだから、嬉しいやら悲しいやら‥‥。

 加速度的に進んでいる労働組合離れ。純粋に働く者同士が集まってより良い職場環境を整備していく、一層の給与改善を目指していく、それってごく当たり前のような気がするのですが、どうしても「クミアイ」の印象は芳しくなく、とりわけ若年層での組織率はどんどん下降するばかりです。
 組合の良さとか必要性などをここで声高に叫んでもどうしようもないので控えますが、いざ集まってみれば、良いことも悪いこともいろんな話題が出てきますし、いずれも共通認識することによって少なからずそれぞれの改善につながっていくと思うんだよねぇ。

 組合というとイデオロギー的な話になりがちですが、若者の組合離れが政治離れと比例している現実もあるわけで、ん〜どっちもそう簡単なことではないですね。
 ただ、若い方々はこの先組合なしでやっていくのかと考えると、不安が一層つのるばかりです。もっともっと力を合わせてやっていかないと、一方的な強い圧力にあっさり屈してしまうことになりかねません。一人じゃ何もできない‥‥とは言わないけれど、二人、三人、みんなで取り組んでいけば大きな動きになるんだから。
 まずは顔を合わせることですね。一人でも二人でも集まって、少なからず課題解決の糸口が見えてくればやる気も出てきたりするものです。

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 だからまずは、あづまってみね? なんて思いまして、写真を撮るのを忘れましたが、岩手の酒「あづまみね」を準備していきました。そういうおやじギャグが正々堂々まかり通ってしまう世代しか集まらないのが悲しいわけでありまして‥‥。自分としては「どうして岩手の酒?」というところまで聞いてほしかった。あ、総会の開催を祝って‥‥。f(+_+)☆\バキッ!
 中トロがうまかったです。EPAが豊富で脂質改善に効果的だそうで。

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 悲しいけれど、こうした健康的な料理はありがたいものです。最後のそばも少量。これを楽しみにしているので不完全燃焼感がないわけではないのですが、生ビールもいっぱい飲んだし、おやじ連中にはもう充分充分。

 若い頃のあの話もこの話も、どれも鮮やかに蘇ってきます。気がつけばもう30年以上の仲間たち。後輩の心配もさることながら自分の老後も考えていかないとなぁ。っていうか、逆に一人でやっていけるのかなぁという心配さえ自分にはあります。何でもかんでもこの仲間たちとやってきたから。
 少しずつ離れていくべきか‥‥。それはあまり考えられないんだよなぁ。願わくば、事あるごとに「あづまってみね?」なんて言いながらずっとやっていきたいものです。