ピンボケ

090902

 どうも右目が合わない。手元がぼやける。近視の乱視と老眼と、日ごとストレスが募るものだから、もう耐えきれずメガネを新調することにしました。
 例えば書類を書く場合、ちょうどそれくらいの距離がボケてしまうのでメガネを外して10〜15cmくらいまで寄って書きます。それが裸眼の焦点距離なので、何かを参照しようとすると周囲をなめ回すように上半身が旋回するわけです。
 当然遠くは見えません。約35cm以上はメガネをかけ直して見回します。が、ある程度の距離になると乱視の影響でイマイチはっきりしません。
 近視はおおむねOKなんですが、乱視と老眼を矯正しないとあかんのです‥‥。

 書類を書く時くらいならどうってことないんですが、食事のとき自分の食べてるものが手元でよく見えないとイラッとしたりします。だからコンちゃんみたく鼻メガネにして近くはレンズを通さないで見て、箸を延ばす時は下アゴを突き出して鼻先にあるメガネのレンズ越しに見るというカンペキなおじさん流なんであります。いちいち外したりかけたりしていられませんから。
 これに慣れてくると、日常のあれこれをついこのスタイルでやってしまうんです。仕方ないんだよなぁとは思いつつも、まだ若いような気持ちが少しはあるから、まぁそれなりのレンズを使うことにした次第。
 まだ注文したばかりなので実際使い始めるのはちょっと先なんですが、今度はレンズそのものが年寄り臭いんだよなぁと、まだ若干抵抗があるんです。これまでとは逆に、近いものはアゴを気持ち突き出して下目遣いで見る、遠くはアゴを少し引く感じでやや上目遣いで見る。あぁどっちにしてももう年寄り組なんだよなぁ‥‥。