キャリアグラスデビュー

090909

 先日書いたように、目からくるストレスに耐えかねてメガネを新調しました。視力などを計りながら、サンプルのレンズで調整していくわけですが、世の中がどんどんはっきりくっきりになっていくわけですから、そりゃぁ期待するんですよ。最後に確定した仮のレンズ越しに見える世界は、一般的にそれまでより若干きついんですが、これならもう人生バラ色だと思うほどですから‥‥。
 今回新調したレンズは、いわゆる遠近両用レンズっていうヤツです。ちょっと昔ですとレンズの下半分の真ん中当たりにコンタクトレンズ付けたようなのがありましたよね。しかし現在はちょっと見ただけではわからないほど普通のレンズで、遠中近に対応するんですね。遠近両用メガネとは言わず「キャリアグラス」と言うのだそうです。

 あれから1週間。名称はどうであれ、これでストレスから解放されるのだと喜び勇んで受け取りに行きました。さっそくかけてみます。あれ?遠くがよく見えないんですけど。中間層はまぁまぁとしても、期待していた近くだってさほど見えないような気がするんですけど。っていうか、あぁショック‥‥。_| ̄|○
 ひろまるさん、いかがでしょう。これまでのメガネとは違いますから、近くを見る時はアゴを気持ち出すつもりで視線だけを鼻先に落とすつもりでご覧になってみてください。逆に遠くはアゴを引いて、若干上目遣いでご覧いただくと‥‥。
 おお、そうだったそうだった。口を開けてぽかーんと見るクセを直さなければ。(^^ゞそして近くを見る時はちょっと気取って、よく見えるざますわオホホのホ‥‥みたいな感じですわね。いずれの場合でも上下左右きちんと顔を向けて真正面から見るのでございます。チラ見とか厳禁ですから‥‥。
 正面じゃないとピントが合わない。オートフォーカスなんだけど反応が遅い感じもします。ピピ、ピピ、ピピ、どっちを向いてもすぐに合焦していたんですが、ウィー・ピピ、ウィー・ピピ、ウィー・ピピ‥‥って感じで反応が遅いような。
 しかし何かそれでもいいような気もするんです。晩飯食べる時、心の中で(あ、ピントが合った)なんていちいち思いながら食べました。がっつく感じじゃなく気持ちのんびり食べられたような‥‥。ほんの少しだけ首を動かして済んでたことも、グイッと首を回さなければならないのでストレッチにもなります。ウソみたいだけど、身体が確実に正面に向くとピントが合うんですねぇ。
 ホントのところはね、流行りってのもあるからやや小さめのレンズのメガネにしたかったんですが、キャリアグラスレンズは縦方向にある程度の幅がないと遠中近を組み込めないんだそうです。だからまた変わり映えしないメガネなんですが、当面は旧いメガネも併用しながら、老化をちょっと前向きに受け入れて慣れていかなくちゃと、そんなふうに思っとります。

“キャリアグラスデビュー” への2件の返信

  1. 私もこの次は、遠近両用メガネを作らなくてはいけないみたいです。
    たとえは、カードで購入の際お名前をと言われペン先がハッキリ見えないまま書くからミミズが走った様な字体になってしまったり、ご飯の時皿から運ぶ時は見えているのですが口元に持ってきた時、ご馳走がぼけてしまうのにガッカリしています。お互いこれからアゴを上げ下げしてウナズキマンに変身してお話をするようですね(笑;

  2. そうそうごはん粒が見えないのねぇ‥‥。(^^;
    ただ、キャリアグラスレンズにすると解決するかというとそうでもないんです。
    自分の場合ですけどね。自分はとにかく近いものはメガネを外すのがベストでありまして‥‥。
    日中は旧いメガネ、帰ってきてから新しいメガネ。なんだか疲れてます‥‥。
    なんて話を、アゴを上げ[E:up]下げ[E:down]しながらしましょうねぃ。

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