次男坊同級生激励会

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 事業再編等により地元の工場が縮小される関係で、年明けから系列の別工場に勤務することとなった友人の激励会をささやかに開いた。関東の方なので単身赴任とならざるを得ない。相当な景気回復により増産態勢にでもなれば戻ってくることになるだろうけれど、まぁ定年を迎えるまでにそうなる確率はたぶんゼロに等しいだろう。
 月一の帰省制度を利用してちょくちょく戻ってくるからとは言うけれど、それぞれにいろんなお付き合いがある以上、こうして地元の仲間5人が揃って飲める機会は確実に減っていくんだろうな‥‥。
 もっとも、今は便利な電子メールが利用できる時代だから、早めにそのあたりの調整を始めれば、ジモティ側が合わせる形でいくらでも可能っちゃ可能な話ではある。

 激励会と言っても特別な企画があるわけではなく、つまみは適当に頼むから‥‥なんてことにしたのでむしろいつもより質素なテーブルになっちまったような気がした。新鮮な牡蠣が入っているというので、蒸し牡蠣やら牡蠣フライやらをたくさんオーダーしたが、当人はちょうど牡蠣を控えようと思っていたらしく、自分たちばかりおいしい思いをして何だか申し訳なかった。
 何もオヤジだけで飲もうとしたわけではない。華やいだ会にすべく、同級生とは思えないとても若々しい女性陣(JAROにはないしょ)にも声はかけたのだけれど、この時期はさすがにご都合が‥‥。
 でもまぁそういうガサガサした飲み会がいつものパターンだから、それはそれで良かったんだろうなとも思うのだ。今後の社会・経済情勢について熱く語ることはなく、話は小中学校時代のヘンな思い出話から広がっていくんだけど、あの頃の懐かしい日々が1ページ1ページ紐解かれるようで楽しかった。
 大笑いしながらメールアドレスなど再確認しているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまう‥‥。

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 何も準備はしなかったけれど、いつも話ばかりでは申し訳ないと思って、そばを打って持っていった。そういう持ち込みっていかがなものかと思うし、迷惑千万は百も承知なんだけど、(仲間の顔パスで)締めに茹でていただいてみんなで食べた。
 うまいそばだった。茹で方がじょうず。中でも、そば打ちを始めた頃に食べたことがある隣のオヤジは相当な驚き方だった。わっはっは、あれからもう数年経っているのよん。
 しかし一方で、けっこう厳しい評価をするオヤジもいる。細かいことを言えばキリがないが、ここからあと一段高いものをと思うとき自分なりに考える課題と重なることが少なくなく、さすがいい同級生だなぁと妙に感心したりもするのである。
 それはともかく、歳甲斐もなくワイワイ騒いでいつもの5人組らしい飲み会で良かった。全員次男坊というのがまた何かおもしろいのかもしれないな。ま、元気でな。飲みたくなったら(そばを食べたくなったら)いつでも連絡ください。