河川クリーンアップ作戦

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 毎年7月第1日曜日は、県下一斉河川清掃・クリーンアップ作戦が行われます。今日は実施しますよと朝5時に花火の合図がなりました。こんな日に運動会でもやる地区があるんだべか‥‥と思ったりしましたが、実はこの作業のことだったんですな。(^^ゞ
 6時作業開始。我々の地区はいつものとおり通常誰も立ち入らない側の草刈り作業。この作業が始まった当時は住民も今より少なく、機械を持っている方もごく少数でしたから、ある程度の場所まで刈り進むのは容易な作業ではありませんでした。
 現在はそれなりの大所帯になり、機械もずいぶん増え、わずか30分間で一定の場所までたどり着くようになりました。1時間は覚悟して始まるので、早々と撤収の合図が出るのはそりゃぁ嬉しいというか気持ちのいいもんです。

 写真では対岸になっている道路側の方は、数日前から作業が進んでいました。しかもきれいに刈られていてすごいなぁと思っていました。実際には、ここを担当する地域はお年寄り世帯が多かったりして出られる人が少なく、そういう世帯は反則金みたいにお金を払うことになっているので、それでシルバー人材センターに依頼して作業をすすめてもらうということにしてあるのだそうです。システムとしては納得しますが、納得しきれない部分もありますね‥‥。
 我々の地域も、あの頃は500円だか1,000円だか取られていました。ボランティア作業なのに取られるのはおかしいんですが、こうして早朝からたいへんな思いをして汗を流してやっている皆さんに申し訳ない‥‥という気持ちの方が大きかったような気がします。
 でも、それはやっぱりおかしいということで、最大限努力することを申し合わせながらそれは取らないことにしました。結果的に参加者は増え、現在はほとんどの世帯が参加していると思います。もちろん参加できないお年寄り世帯もありますが、元気に参加するじいちゃんばあちゃんもいます。

 作業前に軍手、作業後にペットボトルのお茶を渡されます。せっかくなのでみんなで腰を下ろして冷たいお茶でのどを潤しながら、しばし世間話でもしてからお開きになればいいなぁと思っているんですが、みんなさっさと帰ってしまうんですよねぇ。作業しながらあれこれしゃべってるので充分っちゃ充分なんですが、なんだかせっかくの機会がもったいないような気がして‥‥。お茶も冷えてないからかなぁ‥‥。

 カワセミが飛来しているのはこのもう少し上流です。ホントのところはもっともっと刈り進んで、一本道でもいいから例のポイントの対岸まで行けるようだと嬉しいんだけどなぁ。ホントのホントはその道が上流の橋のところまでつながっていつでも歩ける状態になることでありまして‥‥。
 ホントのホントのホントは、この水質がもっともっと改善されて、カワセミがもっといっぱい生息できるようになることなんですけどね。