秋近し

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 昨日は朝方の雨ですっかり予定が狂ったというか、どうせボケボケな休みを送ってるんだからどうでもいいやと、狂った予定を修正することもなくのんびりしました。それは今日も同じなんですけど‥‥。
 ただやっぱりウエストのあたりは気になるわけで、雨はとうに上がっていることだし、午後から少し歩いてみました。一昨日はカワセミ撮影に専念して歩いたんですが、何の収穫もなかったのでした‥‥。
 さて、雨上がりとは言えもうあっという間の猛暑ですから、アスファルトの照り返しも、草むらのムッとした感じも、もうたくさんですと思うばかり。でも、その草むらの傍らには、秋らしい小さな草花が咲き始めているんですね。

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 ふと空を見上げると、雲の様子もぜんぜん違っていました。もちろん雨上がりだからというのもあるんでしょうが、でも確かにこれはもう秋の空です。お盆を過ぎれば涼しくなる‥‥今年もそうなんだろうなぁと思います。

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 里山の中もただムンムンしてるわけじゃなくて時折サーッと風が流れるんですが、その風の薫りがね、何かこれまでとは少し違う、秋らしさが漂ってるような気もします。
 ガサッと何か動いたような気がして目を凝らすと、なんとオンブバッタじゃありませんか。こんなにも見事な擬態ぶりだったのかと改めて感動すら覚えましたが、もう秋の虫なんですね。ヒグラシの鳴き声がさらに淋しく感じられます。

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 ムクゲの花は満開であり、一方でどんどん花が落ちています。傘をすぼめるようにクルクルッと巻いた形で落ちるんですよね。そういう様子を見て、あぁもうお盆が終わるんだなぁっていつも思います。
 道端の草花も空の雲も、風の薫りも虫の音も、そして月遅れのお盆を終えた人間も、いよいよ秋に向かっていくんですね。ちょっとリスタートのつもりで取り組まなくちゃなぁ‥‥。
 暑さもあと1週間ほどでしょうか。とりあえずもうひとがんばりか。