魅力の1枚

101021

 おじさん、これ1枚ちょうだい。
 へい、11.6吋の方ですな。八万八千八百円になります。
 まぁずいぶん安くなったもんね。でももうちょっと勉強してくださらない?
 いやぁ奥さん勘弁してくださいよ。末広がりの八八八、新物の縁起物ですがな。
 まぁ上手だこと、じゃぁ御祝儀価格ということで‥‥。
 なんて会話がApple Storeなどから聞こえてくるようです。なこたぁないか。でもまぁさらに薄くなって小さくなって、自分もカバンに1枚入れておきたくなります。そうそう、もはや「台」ではなくて「枚」の感覚です。

 それにしても、11.6インチディスプレイで8万円台とは噂どおりでした。自分も予告どおりあっさりポチッとしてしまいました‥‥なんて報告ができればおもしろいのでしょうが、画面で見る限り薄さは何となくわかっても小ささまでは実感できなくて、とりあえずは様子見です。
 ただ、ジョブズが7インチサイズのiPadを完全否定したことを改めて考えてみるんです。10インチが7インチになると面積は半分くらいになってしまい、ユーザは不便を来すだけだと。それでもほしいと思うわけですが、それって10インチとか15インチとか、あるいはデスクトップの21インチサイズなども所有しているからそう思うんですよね。二択で考えた場合、結果的に大きい方が好まれると思います。
 これは「大きいことはいいことだ」という雑ぱくな、単純なことではなく、然るべきサイズってあるんじゃないかということですよね。実は一昨日だったか、かつて使っていたPowerBook G4をいじったんです。15インチのヤツです。現在ときどき使っている13インチのMacBookより解像度が若干劣っているものの、その広々感にはホッとしました。単純に数値だけの話じゃなくて、実際に使ってみた感覚が大切なんだよなぁって思ったばかりだったものだから、7インチiPadが登場しないって話は残念だけど、妙に納得したところもあったのでした。もちろんAirの場合はよりコンパクトな方も選択できるサイズの範囲でありますから、11インチがどうこうではなく考え方としてなるほどなと、そういうこと。
 で、様子を見るとは言っても積極的ではないので、余裕があればいずれ‥‥くらいかなぁ。逆にMacBookが値下がりしてお買い得感ありです。さらにお買い得感高いのがiMacでありまして、自分とりあえずは母艦たるiMacを何とかして手に入れることが先なんです。
 MacBook Air‥‥スゲほしいのに強がり言ってるみたいですが、実はそのとおりです。かっこいい、ほしい、でもスペック的には‥‥。スペックなんてどうでもいいじゃん、11.6インチなんだもん、これがAppleノート型の小さいずなんだもん。あぁ‥‥自分いったいどっちなんだぁ‥‥。