どんぐりゴロゴロ

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 気がつけば 10月ももう 3日目。早い。早すぎる。どうしてこんなに早いのか、亀さん教えて、もしもーし‥‥そういう心境です。
 仲秋ももう最後です。第四十八候「水始涸(みず はじめて かる)」となりました。田んぼは水を切られ乾いてきて、いよいよ本格的に刈り取り作業が始まります。収穫の秋、食欲の秋。あぁ肥える肥える。

 福島の米、今年の作況指数は 103で「やや良」とのこと。良かった良かった。米さえあれば何とかなる。味噌があったら何とかなる。ごはんと味噌汁、それでもう充分な食事なんだけど、今の子どもたちは‥‥いろんな背景ねぇ。

 ウォーキングしてて感じること。今年はどんぐりがすごい。ものすごい量のどんぐりが散策路を埋め尽くし、ゴロゴロとした感覚を味わいながら歩いています。
 まだ青いうちからぽとぽと落ち始めていて、ちょっと見上げて「あぁ例年より多くね?」と思っていたんですが、改めて足もとを見て驚いてしまったというか。

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 森や林の中とは限らず、実は自分が車を止めておくところもものすごいんです。
 ピークは過ぎたようなんですが、一時はここでブレーキをかけたらツツーッと滑っていく、転がっていくんじゃないかと心配してしまうほどの量でした。
 現実は、ちょうどカーブのところで、タイヤで激しくすり潰していくような感覚。思いっきりぐしゃぁ〜〜〜ってやる感じ。
 それがちょっとイヤで、朝晩通るたびに掃いてしまおうと思っていたのでした。今日こそは、今日こそはと思いながら、結局半月、1カ月近く経ってしまったのですが、今日こそはと、ほうきを担いで掃除をしてきました。あぁせいせいした。
 その前後の様子。ここ数日でずいぶん減って大したことないように見えますが、これ意外にすごいんです。

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 どんぐりって食べたり飲んだりできるんでしょうか。
 例えばピーナツみたいに。
 例えば大豆みたいに、そして味噌みたいに。
 例えば粉にしてコーヒーみたいに。
 例えば粉にしてだんごみたいに、そしてうどんみたいに。
 例えば粉にしてパンみたいに。
 例えば‥‥

 食べられなくはないけれど、そんな手間暇かけて摂るほどうまいモンではないということなんだべなぁ。でも、今は技術も進歩したことだし、何かうまい方法があったりしないんだべかなぁ。技術が進歩してもダメなものはダメなんだべなぁ。
 森の動物たちでさえこんなモンと思うようになって山を下りてきてるのかなぁ。