三十六人衆

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 もう5年ほど前になりますが、それまでの取り組みを振り返ってとある月刊誌に掲載する機会をいただきました。1年間・12回に渡って研究活動の経過を振り返るのはたいへんなことだと感じたものですが、書き終えたときには安堵感を覚える一方、まだ何かやり足りないような、さぁこれからだなと次のステップを踏み出したような気もしたものです。
 このまとめは、同じ仕事をしている全国の方々はもちろん地区の若い人たちにこそ読んでほしかったものだったわけですが、というのももう世代交代をしていかなければならなくなってきているからなんですわ‥‥。

 世代交代って、単に業務を引き継げばいいってもんじゃないですよね。然るべき思いが伝わっていかないと別ものになりかねない。思いって単なる気持ちだけじゃなくて、やっぱ今の姿・カタチであるとかそうなってきた経緯なんかも含めて、今後当面の方向性なんかを示唆するものの方がありがたいかなと。余計なお世話かも知れないけれど‥‥。
 ちょっと時間はかかったけれど、自分たちの夢が夢のままで終わらないよう、しっかりとかたちにしていくことができるよう、今後着実にステップアップしていくための計画づくりが一段落しました。いやぁ長かった‥‥。
 先日その年度総会が開催され、その「思い」を改めて伝えたわけですが、現実はどうかよくわからないけれど、少しずつ世代交代が進んでいくことを望むばかりです。

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 夜は恒例の懇親会。一時期は会員54名というけっこうな規模でありましたが、少子化等の影響で学校数はどんどん減るばかりで、今年はちょうど三分の二の36名となってしまいました。
 図らずも‥‥とは言え、いつかそんな日が来るだろうと思っていたわけです。この人数になることに気付いてから、そのスタートの時には計画を提案してそのうえで懇親会の時にぜってーこの酒を飲むんだと、そう思っていました。そう思って準備をすすめてきました。あぁそれなのに、なんでせっかく準備した酒を忘れていくかなぁ‥‥。
 わざわざかあちゃんに送っていってもらって、さぁ着いたと思ったときに忘れたことに気付いてまた出直すというバカをやってしまいました‥‥。

 20分の遅刻。ちょうど挨拶が終わって乾杯のタイミング。平謝りをして迎え入れていただき、あとはもういつものとおり‥‥。
 残念ながら36名全員の出席とはならなかったのですが、会長から「三十六人衆」を紹介していただいていろんな思いがみんなに伝わったことと自分は確信しています。いつにも増してうまい酒だったっす‥‥。

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 前夜、提案資料を準備し忘れていたり、説明原稿を書いたり、結局徹夜になってしまったんです。朝までには間に合うでしょう‥‥なんて冗談言ってましたがやっぱり現実になって、それっておじいちゃんにはすげ堪えるんですよね‥‥。
 そんな体調でガンガン飲むからもうラストはへろへろ。何時だったかわかんねぇ‥‥。いやそんな遅くはないから翌朝は普通に起きたんですけど、バッグの中に差し入れのお菓子が大量に‥‥もう誰だっ! ありがとうございました、めんどうみてもらって。
 今後どうなっていくのか、世代交代はちゃんとすすむのか、正直予想つかないんですが、でもいつも以上に結束できたような気はしたんです。きっと大丈夫だなと思うんです。