つばめはさすがにまだ

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 半月ぶりのウォーキング。1時間くらいで切り上げて仕事に出るつもりなんだけど、清明を迎えた久しぶりの風景はどれもこれも何を見ても、オレの目には全部生き生きと映って早歩きができない。
 このまま一日のんびり山歩きしたいなぁと思ってはみるものの、丘のてっぺんなんかものすごい風が吹いててすげ寒い。インナーのダウンを取り外したジャンパーだけではちょっと厳しい。梅の花が咲いてたけど強風にあおられてピント定まらず‥‥。
 晴れたり曇ったり雪が舞ったり‥‥。気温もなかなか上がらないんだけど、清明の太陽はいかにも春らしいやわらかな輝きを見せていました。

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 梅の花は今こんな感じ。種類によっていろいろではありますが、少し早い紅梅でさえも満開には至っていません。だけれど独特の梅の花の香りが辺りに立ち込め、春らしさを満喫できる今の状態って何だかいいです。

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 一方で桜はこんな感じ。川沿いのちょっと早めのヤツ。明日天気が良かったらもう咲いてしまうかも‥‥。でも意外に簡単じゃないんだよね。
 三春はいよいよ春の桜モードに突入します。滝桜は樹勢回復作業を終えて開花を待つばかりだそうですが、あと1週間で‥‥とは思えないからやっぱり中旬でしょうかねぇ。

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 さてさて、春らしさと言えば自分このヒメオドリコソウなんですよ。土手などにびっしりと生えてくるわけですが、このあと緑が強くなってさらにたくましく感じるようになります。ヒメ‥‥ではありますが。
 ホトケノザとかフキノトウとか、ツクシ、タンポポ、春の雑草がとにかくにぎやかです。

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 早春の鮮やかな花もたくさん咲いています。散策路沿いのスイセンも間もなく咲きそろいます。木々もしっかり芽吹いていて、この半月での季節の移ろいには驚かされるばかり。これから仕事に出て旧年度の整理をする自分とは真逆の感覚で、ちょっとため息が漏れたりするのでありました。

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 3月末までの予定だったはずの道路工事・通行止が、何の前触れもなく6月いっぱいまで延びていました。いちいちオレに報告してくれなんてことは思ってもいませんが、3月末までっていったい何だったの? そもそも期間内にきっちり終わるはずなどないと思ってるんだけど、それにしても3カ月も延びるって何? 何? 何で? 大人の事情かぁ‥‥。なんていう自分も3月までの仕事をしに行くんだった‥‥。大人の事情。
 新しい道路を正々堂々通ってみたかったのですが、完全通行止めの看板にガッカリしてるオレに、警備員のおっさんは容赦なく「通れないよ」と言い放つのです。わずか100mってとこなんですがね。一縷の望みをかけて「え、えぇっ!!じゃ、じゃぁどこをどう通っていけばいいんですかぁ?」なんて相当にうろたえてる体で聞いてみるのですが、逆に地元じゃねぇなと思ったらしく、そっちからグルッと‥‥なんて、ざけんな的回答に頭がクラクラしました。
 そんな話などお構いなし、通行止めの始まり・橋のたもとで様子を伺っていたら工事現場の方を発見。通っていい? と軽くあいさつしたらOKの返事。正々堂々と通りました。細いアスファルト舗装道路が幅の広い石畳道路になります。以前と比べたら格段に気持ちのいい道路になるね。ちょうどこのあたりに屋台とか並んだらステキだなぁ‥‥。屋台で町おこしできねぇかなぁ‥‥。

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 七十二候は第十三候「玄鳥至(つばめ きたる)」です。もうそんな時季? といつも早々にツバメを見る場所で空を仰いでみましたが、飛来している様子はさすがにまだ確認できませんでした。
 ツバメもそうだけどカワセミですよ。渡り鳥じゃないけど今シーズンはぜひともたっぷりとお相手いただければと切に願う次第なんであります。
 とにかく新年度。轍は踏みたくない。だから何か必死に追いつこうとしている感じは自分自身でも否めません。それがいいとか悪いとかはさておき、さすがに疲れてきたなぁと感じることも少なくなくて、まだ数日しか経ってないのに息切れしてるような現実‥‥。
 季節の変わり目は体調も崩しやすいもので、のどの痛みが微妙に気になってる。いろんな意味でここが正念場かもだなぁ。ワンタンメン食べて元気出してかないと‥‥。
 何かたいした話じゃなくてすみません‥‥。